このアーキテクチャでは、vRealize Suite の製品が製品同士、またデータセンターのシステムとどのように相互作用して、Software Defined Data Center (SDDC) を実現するかについて説明します。 Software-Defined Data CenterSoftware-Defined Data Center (SDDC) ではさまざまなタイプの機能が提供され、より複雑な機能が、基盤となるインフラストラクチャ上に構築されています。vRealize Suite のすべての機能を有効にするには、一連のインストール操作と構成操作を実行する必要があります。 vRealize Suite 環境の概念設計 vRealize Suite の導入を開始するには、わずかな台数の物理ホストが必要です。環境を拡張するための最適かつ最も安全な方法は、管理クラスタ、エッジ クラスタ、およびペイロード クラスタにホストを分散し、後で数万台の仮想マシンに拡張できる展開の基盤を築くことです。 管理クラスタ内の vRealize Suite 製品管理クラスタ内の vRealize Suite 製品数は、機能の追加とともに増加します。管理クラスタには、製品の最小セットが含まれている必要があります。追加機能が必要な場合は、製品セットを拡張できます。 SDDC のコア インフラストラクチャ SDDC のコア インフラストラクチャは、監視用の vRealize Operations Manager と vRealize Log Insight、ワークフロー管理用の vRealize Automation と vRealize Orchestrator、原価計算用の vRealize Business for Cloud などの vSphere および vRealize Suite 製品から構成されます。 vRealize Suite セキュリティの考慮事項 vRealize Suite の各製品はセキュリティの要件に従う必要があります。各製品に対する認証および承認を考慮し、証明書が会社の要件を満たしていることを確認し、ネットワークの分離を実施する必要があります。