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VMware vRealize Orchestrator Plug-in for vSphere Replication 8.5 | 2021 年 10 月 05 日 | ビルド 18726139 | ダウンロード

VMware vRealize Orchestrator Appliance 8.5 | 2021 年 8 月 19 日 | ビルド 18474196 | リリース ノート 

VMware vSphere Replication 8.5 | 2021 年 10 月 05 日 | ビルド 18710774 | リリース ノート

本リリース ノートに対する追加情報およびアップデート情報を適宜確認してください。

リリース ノートの概要

このリリース ノートには、次のトピックが含まれています。

新機能

  • VMware vRealize Orchestrator Plug-In for vSphere Replication 8.5 には、次の新機能が用意されています。
    • VMware vRealize Orchestrator 8.5 のサポート。
    • FIPS のサポート。
  • VMware vRealize Orchestrator Plug-in for vSphere Replication 8.5 には、次の新しいワークフローが導入されています。
    • レプリケーションの既存のテスト バブル イメージがあるかどうかを確認するワークフロー
    • 仮想マシンごとに RPO 違反を監視するワークフロー
    • レプリケーション リカバリ ソリューションを取得するためのワークフロー
    • vSphere Replication プラグイン接続を設定するためのワークフロー

VMware vRealize Orchestrator Plug-in for vSphere Replication 8.5 の概要

VMware vRealize Orchestrator Plug-in for vSphere Replication を使用すると、VMware 管理者は vRealize Orchestrator の堅牢なワークフロー自動化プラットフォームを活用することで、vSphere Replication インフラストラクチャの管理を簡素化できます。vRealize Orchestrator Plug-in for vSphere Replication は、一部の vSphere Replication 操作を vRealize Orchestrator ワークフローに含めることで、それらの操作の自動化機能を拡張します。
また、このプラグインには、一部の既存の vSphere Replication アクションに対応するビルトインの設定不要な構成要素および完全なワークフローが用意されています。

vRealize Orchestrator Plug-in for vSphere Replication 8.5 リリースは、最新バージョンの VMware vRealize Orchestrator (8.5) で動作します。

vRealize Orchestrator Plug-in for vSphere Replication 8.5 をダウンロードするには、ダウンロード ページにアクセスします。

vRealize Orchestrator を使用してワークフローを作成する方法については、vRealize Orchestrator のドキュメントを参照してください。

サポートされるワークフローの詳細については、「主なワークフロー」セクションを参照してください。

VMware vRealize Orchestrator Plug-in for vSphere Replication と vRealize Orchestrator Appliance の互換性の詳細については、「互換性マトリックス」を参照してください。 

インストール手順

Orchestrator Plug-In for vSphere Replication ソフトウェアには vRealize Orchestrator 8.5 と vSphere Replication 8.5 が必要です。vRealize Orchestrator のインストールについては、vRealize Orchestrator のドキュメントを参照してください。vSphere Replication 8.5 のインストールの詳細については、VMware vSphere Replication ドキュメントの「vSphere Replication のインストールおよび設定」を参照してください。

Orchestrator Plug-In for vSphere Replication ソフトウェアは、Orchestrator のアプリケーション ファイルとして配布されます。このプラグインをインストールして構成するには、Orchestrator の構成インターフェイスを使用します。

Orchestrator Plug-In for vSphere Replication のインストールが完了すると、このプラグインによって、現在登録されているすべての vCenter Server の vSphere Replication インスタンスが自動的に検出されます。

Orchestrator Plug-In for vSphere Replication のインストールが完了したら、次の手順に従って、vRealize Orchestrator ユーザー インターフェースで vSphere Replication ワークフローを確認できます。

  1. [ライブラリ] > [ワークフロー] に移動します。
  2. ワークフローを名前で検索するか、右上のアイコンからツリー ビューに切り替えます。ツリー ビューでは、[ライブラリ] > [vSphere Replication] フォルダ内のワークフローを検索できます。

リモート サイトを操作する vSphere Replication ワークフローを実行する前に、[ライブラリ] > [vSphere Replication] > [リモート サイト管理] > [vCenter Server サイトの登録] から対応するワークフローを実行して、リモート サイトを登録する必要があります。

注:vRealize Orchestrator に vCenter Server サイトを登録するために使用する vRealize Orchestrator ユーザーには、権限 Sessions.ValidateSession および VRM 管理者ロール(または VRM 管理者ロールのすべての権限)が必要です。ユーザーには、vRealize Orchestrator インベントリ内のすべての vCenter Server インスタンスに対する権限が必要です。権限がない場合、vRealize Orchestrator Plug-in for vSphere Replication は vRealize Orchestrator 内の vSphere Replication インベントリ オブジェクトに入力されません。

同じサイトへのレプリケーションを構成する場合でも、[サイト] フィールドで [自己ペア] を選択して登録する必要があります。その後、「vCenter Server サイトへのログイン」ワークフローを実行して、リモート サイトにログインする必要があります。vRealize Orchestrator のユーザーごとに、このワークフローを 1 回だけ実行する必要があります。

注:vRealize Orchestrator と vSphere Replication アプライアンス間の通信は、ポート 8043 を介して行われます。

主なワークフロー

vRealize Orchestrator Plug-in には、vSphere Replication 操作の自動化に役立つ設定不要のワークフローが用意されています。実装されているワークフローをいくつか以下に示します。

  • リモート サイト管理ワークフロー:
    1. vCenter Server サイトへのログイン
  • レプリケーションの構成ワークフロー:
    1. レプリケーションの再構成
  • レプリケーションの一時停止ワークフロー
  • レプリケーションの再開ワークフロー
  • レプリケーションの停止ワークフロー
  • レプリケーションの詳細ワークフロー
    1. レプリケーション状態のチェック
    2. レプリケーション構成の取得
    3. レプリケーション リストの取得

 

既知の問題

既知の問題は、次のようにグループ化されています。

全般
  • [ディスク単位の構成] オプションを有効にした状態で、レプリケーションの構成またはレプリケーションの再構成ワークフローを実行する場合、ディスクごとのディスク フォーマット、ディスクごとのストレージ プロファイル、またはディスクごとのターゲット データストアに対して同じオプションを 2 回選択することができない

    [ディスク単位の構成] オプションを有効にした状態で、レプリケーションの構成またはレプリケーションの再構成ワークフローを実行し、ディスクごとのディスク フォーマットディスクごとのストレージ プロファイル、およびディスクごとのターゲット データストアに対してオプションを選択すると、同じオプションを 2 回選択できないというエラー メッセージが表示されます。

    回避策 1:[ディスク単位の構成] オプションを無効にして、レプリケーションの構成またはレプリケーションの再構成ワークフローを使用します。

    回避策 2:vRealize Orchestrator スクリプト オブジェクトを使用します。

  • レプリケーション用の仮想マシンを構成できない

    vRealize Orchestrator には、VMware Cloud on AWS(SDDC バージョン 1.11)または vCenter Server 7.0.1 用の vCenter Server 仮想マシン インベントリ ブラウザが表示されません。そのため、vRealize Orchestrator Plug-in for vSphere Replication を使用して、レプリケーション用の仮想マシンを構成することはできません。

    回避策:vCenter Server プラグインをバージョン 6.5.0-16613969(ビルド 2020-07-21)にアップグレードします。詳細については、https://communities.vmware.com/docs/DOC-32872 を参照してください。

  • レプリケーションの構成ワークフローまたはレプリケーションの再構成ワークフローがエラーで失敗する

    vRealize Orchestrator 8.1 の実行時、レプリケーションの構成ワークフローまたはレプリケーションの再構成ワークフローを実行すると、次のエラーが発生してワークフローは失敗します。
    アクション com.vmware.o11n.forms/evalOGNL の起動中に問題が発生しました;

    回避策:vRealize Orchestrator 8.1.0 Patch 1 へのアップグレードを実行します。

  • 複数の仮想マシンの保護ワークフローまたはレプリケーションの再構成ワークフローに空のドロップダウン メニューが含まれている。

    vRealize Orchestrator 8.0.1 で複数の仮想マシンの保護またはレプリケーションの再構成ワークフローを実行しようとすると、一部のドロップダウン メニューが空である場合があります。

    回避策:空のフィールドに、検索する項目の名前の一部を入力します。 

  • レプリケーションの再構成ワークフローでレプリケーション値がロードされない

    vRealize Orchestrator 8.0 でレプリケーションの再構成ワークフローを実行しようとすると、レプリケーションの値がロードされません。

    回避策:vRealize Orchestrator 8.0 を vRealize Orchestrator 8.0.1 にアップグレードします。

  • レプリケーションの再構成ワークフローがエラーで失敗する

    vRealize Orchestrator 8.0.1 でレプリケーションの再構成ワークフローを実行しようとすると、次のエラーが発生します。

    ログインの試行に失敗しました

    回避策:このレプリケーションを選択解除して再度選択します。

  • ペアのローカル側のサイトで vSphere Replication 管理サーバ証明書を置換した後、vRealize Orchestrator の vSphere Replication インベントリでエラーが表示されることがある

    何らかの理由でペアのローカル側のサイトで vSphere Replication 管理サーバ証明書を変更した場合、vRealize Orchestrator の vSphere Replication インベントリでペアを確認できないことがあります。次のようなエラーが表示されます。
    「fetchRelation」を以下のタイプで実行できません: サイト: com.vmware.vim.vmomi.client.exception.SslException: com.vmware.vim.vmomi.core.exception.CertificateValidationException: サーバ証明書チェーンは信頼されておらず、サムプリントが一致しません

    この問題は、vRealize Orchestrator インベントリ内の古い証明書が原因で発生します。

    回避策:

    1. vRealize Orchestrator サーバを以下の手順で再起動します。
      1. vRealize Orchestrator サーバがインストールされている仮想マシンのコンソールを起動します。
      2. コンソールに root としてログインします。
      3. コマンド service vco-server restart を実行して vRealize Orchestrator サーバを再起動します。
    2. Orchestrator クライアントを再起動します。検証が完了するのを待ちます。検証の進行状況は、次の URL パターン「https://{vRealize Orchestrator サーバのアドレス}: 8283/vco-controlcenter/config/#/control-app/validate」で監視できます。
    3. vSphere Replication 管理サーバが別の vSphere Replication 管理サーバとペアになっている場合は、ペアを再接続する必要があります。
    4. vRealize Orchestrator インベントリで、古いサーバ エントリを登録解除し、新しいエントリを登録します。

以前のリリースからの既知の問題

以前からの既知の問題のリストを表示するには、ここをクリックします。

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