vSphere Replication プラグインの [レプリケーションの構成] ワークフローを使用すると、ローカル サイトとリモート vCenter Server サイト間の仮想マシンのレプリケーションを構成できます。
レプリケーションを行うために仮想マシンを構成すると、vSphere Replication は仮想マシンのデータをターゲット サイトに送信する初期構成タスクを開始します。レプリケーションをリカバリすると、これによって仮想マシンのレプリカが作成され、ソース サイトとターゲット サイト間でデータ同期が発生します。選択したワークフローのリカバリ設定で、複数の特定の時点 (MPIT) インスタンスを設定できます。vSphere Replication は、最大で 24 個の仮想マシンのスナップショット インスタンスをターゲット サイトで保持します。
パワーオフ状態の仮想マシンのレプリケーションを構成することはできますが、データの同期は仮想マシンがパワーオンされたときに開始されます。ソース仮想マシンがパワーオフ状態のとき、レプリケーションは Not active
ステータスになります。
注:
vSphere Replication ローカル サイトとリモート サイトの各ペア (A -> B) では、4 つの異なる関係が可能です。通常のサイトの関係は A - > B と B - > A で、同じ vCenter Server 内の関係は A - > A と B - > B です。ワークフローでリモート サイトを選択すると、A - > B(通常のローカル サイトとリモート サイトのペア)または B - > B(同じ vCenter Server 内のペア)であるかどうかに関係なく、同じ名前になります。正しいサイトを選択していることを確認するには、ソース サイトのアドレスは vcRemoteSite.uri を、ターゲット サイトのアドレスは vcRemoteSite.localSiteUri を確認します。