vSphere Replication 9.0 Configuration Import/Export Tool を使用すると、200 を超えるレプリケーションのレプリケーション構成データをインポートできます。データは、前にエクスポートした XML ファイルからインポートできます。

200 を超えるレプリケーションがある環境では、レプリケーションは複数の vSphere Replication サーバに分散されます。レプリケーション構成データをエクスポートした後に、エクスポートした XML ファイルを変更してレプリケーションのワークロードのバランスを調整する必要があります。

前提条件

  • Java 1.8.x がインストールされ、環境変数が構成されていること。
  • JAVA_HOME 環境変数が正しく構成されている必要があります。たとえば、Windows の場合は JAVA_HOME=C:\Program Files\Java\jre1.8.0_152、Linux の場合は JAVA_HOME=/usr/java/jre1.8.0_152 となります。
  • サイト ペアの保護サイトとリカバリ サイトの両方で vSphere Replication 9.0.x が実行されていることを確認します。

手順

  1. エクスポートした XML ファイルをコピーして、同じ 2 つのファイルを用意します。
    例: exported_vr_config.xmlexported_vr_config.1.xml
  2. テキスト エディタで exported_vr_config.xml を開き、レプリケーション数を 200 以下に変更します。
  3. テキスト エディタで exported_vr_config.1.xml を開き、レプリケーション数を環境内の残りのレプリケーション数に変更します。
  4. targetHbrServerName のターゲット vSphere Replication サーバ名を vrs-<No.> に変更します。
  5. 200 のレプリケーション構成を含む exported_vr_config.xml をインポートします。
  6. ターゲット サイトに 2 つ目の vSphere Replication サーバをデプロイします。
  7. exported_vr_config.1.xml をインポートします。