ソース仮想マシンに Windows ゲスト オペレーティング システムがある場合は、Mirage クライアントを仮想マシンにインストールできます。Mirage クライアントのインストールはオプションです。

Mirage クライアントをソース仮想マシンにインストールする場合は、仮想マシンの資格を付与するときに、ディザスタ リカバリのシナリオを選択できます。たとえば、エンド ユーザーがダウンロードする Horizon FLEX 仮想マシンの CVD を Mirage サーバに作成させるオプションを選択できます。Mirage は、選択された Mirage ポリシーに基づいて、エンドユーザーのデータをデーターセンターと定期的に同期します。メインの Mirage Management Console の Mirage File Portal を使用すると、このデータを使用して CVD を復元したり、仮想マシンのファイルにアクセスしたりできます。

注: : Mirage Server をディザスタ リカバリ向けに構成する際は、MongoDB ポートが正しく構成されていることを確認してください。詳細については、『 VMware Mirage インストール ガイド』を参照してください。

前提条件

手順

  1. Fusion Pro または Workstation Pro で、ソース仮想マシンを開始して、ゲスト OS にログインします。
  2. VMware Tools の最新バージョンをインストールします。
    1. メニューバーから、[仮想マシン] > [VMware Tools のインストール] を選択します。
    2. [次へ] をクリックして、インストールを続行します。
    3. VMware Tools の一部の機能を除外する必要がある場合を除き、[完了] を選択し、[次へ] をクリックします。
    4. [インストール] をクリックします。
    5. インストールが終了したら、[はい] をクリックして仮想マシンを再起動します。
  3. Mirage クライアントをソース仮想マシンにインストールします。
    詳細については、『 VMware Mirage インストール ガイド』を参照してください。
  4. Mirage Management Console で、エンドポイントが [割り当て保留中] として表示されていることを確認します。
    注: : ソース仮想マシンを配布している間は、この保留の記録を削除しないでください。
  5. Mirage Management Console で、CVD 自動作成を有効化します。
    1. [システム構成] を右クリックして、[設定] を選択します。
    2. [CVD 自動作成] タブをクリックします。
    3. [CVD 自動作成を有効にする] を選択します。
      必要に応じてユーザー メッセージを変更できます。
    4. [OK] をクリックします。
  6. ソース仮想マシンが [割り当て保留中] の状態にある場合には、Mirage でパワーオフします。
    ユーザー名とパスワードを指定しないでください。 Mirage クライアント プロンプトでソース仮想マシンを登録しないでください。 Mirage にソース仮想マシンを登録すると、エンド ユーザーがアクセスするときに Horizon FLEX 仮想マシンが複製されます。

結果

Mirage クライアントがアクティブになり、このソース仮想マシンに新しい Horizon FLEX の資格を作成すると、この仮想マシンについて Mirage のコントロールを使用できるようになります。Horizon FLEX イメージの資格を付与するを参照してください。