Fusion Pro を使用すると、Horizon FLEX 仮想マシンのソース仮想マシンを作成できます。ソース仮想マシンを作成する場合は、暗号化と制限の情報を設定して、仮想マシンが Horizon FLEX で正しく機能するようにする必要があります。

Workstation Pro を使用してソース仮想マシンを作成することもできます。Workstation ProHorizon FLEX パッケージに含まれません。

仮想マシンの作成時に USB デバイスの使用、ドラッグ アンド ドロップ、およびコピー アンド ペースト機能を有効にすると、Horizon FLEX 管理コンソール でポリシーを設定することで、これらの機能をエンド ユーザーに対して有効または無効にできます。ただし、仮想マシンの作成時にこれらの機能を無効にすると、ポリシーを設定することでこれらの機能を有効にし、仮想マシンの設定を無効化することはできません。

Horizon FLEX は、英語の文字を使用する仮想マシン名のみをサポートします。.vmx または .tar のファイル名には非 ASCII 文字を使用しないでください。Fusion Pro は、日本語または簡体字中国語で Horizon FLEX 仮想マシンを作成できません。

注: : Horizon FLEX 仮想マシンを準備する際は、すべての仮想マシン ディスク (.vmdk) ファイルと同じフォルダに .vmx ポリシー ファイルが含まれることを確認してください。クライアント ユーザーのマシン上で .vmx ファイルと仮想マシン ディスクファイルが異なるディレクトリに含まれる場合、ユーザーが Horizon FLEX 仮想マシンを起動しようとするとエラー メッセージが表示されます。

前提条件

手順

  1. Fusion Pro を開いて、仮想マシンを作成します。

    Horizon FLEX でサポートされるゲスト OS を選択します。仮想マシンが作成されるとき、Fusion Pro は VMware Tools のインストールを試行します。VMware Tools は必須ではありませんが、推奨されています。エンド ユーザーへの配布用の仮想マシンを構成します。

  2. 仮想マシン ライブラリで新しい仮想マシンを選択し、[設定] > [暗号化と制限] を選択します。
  3. [暗号化の有効化] を選択し、仮想マシンを開くためのパスワードを設定します。
    6 文字以上のパスワードを設定する必要があります。エンド ユーザーが仮想マシンを開くことができるようにするためには、この暗号化のパスワードをエンド ユーザーに提供する必要があります。
    暗号化のパスワードを保持する必要があります。このパスワードがないと仮想マシンにアクセスできません。
  4. [制限の有効化] を選択し、仮想マシンの制限を編集するためのパスワードを設定します。
    このパスワードは、仮想マシンの暗号化のパスワードとは別にしてください。
    制限のパスワードを保持する必要があります。このパスワードがないと、仮想化マシンの制限を編集できません。
  5. [構成] をクリックします。
    [制限の構成] ウィンドウが開きます。
  6. [制限のタイプ][管理] に設定します。
    仮想マシンを配布して Horizon FLEX で使用するには、制約のタイプを [管理] に設定する必要があります。
  7. 仮想マシンをホストする Horizon FLEX サーバの URL を [制約管理サーバ] テキスト ボックスに入力します。
  8. [サーバの確認] をクリックして、Horizon FLEX サーバの URL を確認します。
  9. (オプション) 仮想マシンに信頼される証明書を追加するには、次のいずれかを選択します。
    • Horizon FLEX サーバから信頼されるルート証明書を直接追加するには、[サーバ証明書の取得] をクリックします。

      Horizon FLEX サーバから取得された完全な証明書チェーンを示すダイアログ ボックスが表示されます。[OK] をクリックします。

    • ローカル ホストの証明書を追加するには、[+] ボタンをクリックして、それぞれの証明書ファイルの場所に移動します。

    証明書を仮想マシンに追加すると、Horizon FLEX Client は仮想マシンの証明書を使用し、ホストの証明書を使用しなくなります。Horizon FLEX Client で証明書を使用してサーバと通信できることをテストして確認するまで、証明書を仮想マシンに追加しないでください。

  10. [保存] をクリックします。
  11. ロック アイコンをクリックして、仮想マシンの制限を変更できないようにします。
    制限のパスワードを使用すれば、仮想マシンの制限を編集できます。

次のタスク

Horizon FLEX 仮想マシンを Active Directory ドメインに参加させる場合は、仮想マシンがドメインに参加できるようにしておきます。Active Directory ドメインに参加させるためにソース仮想マシンを準備するを参照してください。

Mirage クライアントをソース仮想マシンにインストールする方法については、「ソース仮想マシンへの Mirage クライアントのインストール」を参照してください。