文字 C で始まる vRealize Automation カスタム プロパティのリスト。

表 1. カスタム プロパティ C テーブル
プロパティ 定義
Cisco.Organization.Dn

org-root/org-Engineering など、ビジネス グループによりプロビジョニングされた Cisco UCS マシンが配置される Cisco UCS Manager 組織の識別名を指定します。 指定組織が、マシンを管理する Cisco UCS Manager インスタンス内に存在しない場合、プロビジョニングは失敗します。 このプロパティはビジネス グループでのみ使用できます。

CloneFrom

vCenter Server のテンプレートなど、クローン作成元の既存のマシンまたは仮想プラットフォーム オブジェクトの名前を指定します(例:Win2k8tmpl)。

CloneSpec

vCenter Server の事前定義された SysPrep オブジェクトなど、クローン作成されたマシンのカスタム仕様 の名前を指定します(例:Win2k カスタム仕様 )。 デフォルト値はブループリントで指定されています。

Command.DiskPart.Options

ESX Server ホスト上で WIM ベースの仮想プロビジョニングを使用し、マシンのディスクをフォーマットしてパーティションを作成する場合、Align=64 を設定して推奨アライメント パラメータを使用します。 このプロパティは物理プロビジョニングでは使用できません。

Command.FormatDisk.Options

ESX Server ホスト上で WIM ベースの仮想プロビジョニングを使用し、マシンのディスクをフォーマットしてパーティションを作成する場合、/A:32K を設定して推奨アライメント パラメータを使用します。 このプロパティは物理プロビジョニングでは使用できません。

containers.ipam.driver

コンテナ専用です。Containers ネットワーク コンポーネントをブループリントに追加するときに使用する IP アドレス管理ドライバを指定します。サポートされる値は、使用するコンテナ ホスト環境にインストールされているドライバによって異なります。たとえば、サポートされる値は、コンテナ ホストにインストールされている IP アドレス管理プラグインに応じて infoblox または calico になる場合があります。

このプロパティ名と値では大文字と小文字が区別されます。プロパティ値は、追加するときに検証されません。指定したドライバがプロビジョニング時にコンテナ ホストにない場合、エラー メッセージが返され、プロビジョニングが失敗します。

containers.network.driver

コンテナ専用です。Containers ネットワーク コンポーネントをブループリントに追加するときに使用するネットワーク ドライバを指定します。サポートされる値は、使用するコンテナ ホスト環境にインストールされているドライバによって異なります。デフォルトでは、Docker によって提供されるネットワーク ドライバには bridge、overlay、および macvlan が含まれ、Virtual Container Host (VCH) によって提供されるネットワーク ドライバには bridge ドライバが含まれています。コンテナ ホストにインストールされているネットワーク プラグインに応じて、weave や calico などのサードパーティのネットワーク ドライバも使用できます。

このプロパティ名と値では大文字と小文字が区別されます。プロパティ値は、追加するときに検証されません。指定したドライバがプロビジョニング時にコンテナ ホストにない場合、エラー メッセージが返され、プロビジョニングが失敗します。

Container

コンテナ専用です。デフォルト値は App.Docker であり、必須です。このプロパティは変更しないでください。

Container.Auth.User

コンテナ専用です。Containers ホストに接続するためのユーザー名を指定します。

Container.Auth.Password

コンテナ専用です。ユーザー名のパスワード、または使用するパブリック キーまたはプライベート キーのいずれかのパスワードを指定します。暗号化されたプロパティ値がサポートされています。

Container.Auth.PublicKey

コンテナ専用です。Containers ホストに接続するためのパブリック キーを指定します。

Container.Auth.PrivateKey

コンテナ専用です。Containers ホストに接続するためのプライベート キーを指定します。暗号化されたプロパティ値がサポートされています。

Container.Connection.Protocol

コンテナ専用です。通信プロトコルを指定します。デフォルト値は API であり、必須です。このプロパティは変更しないでください。

Container.Connection.Scheme

コンテナ専用です。通信方法を指定します。デフォルトは https です。

Container.Connection.Port

コンテナ専用です。Containers 接続ポートを指定します。デフォルトは 2376 です。

Extensibility.Lifecycle.Properties.VMPSMasterWorkflow32.MachineActivated

コンテナ専用です。すべての Containers プロパティを公開し、プロビジョニングされたホストを登録するために使用するイベント ブローカ プロパティを指定します。デフォルト値は Container であり、必須です。このプロパティは変更しないでください。

Extensibility.Lifecycle.Properties.VMPSMasterWorkflow32.Disposing

コンテナ専用です。上記のすべての Containers プロパティを公開し、プロビジョニングされたホストを登録解除するために使用するイベント ブローカ プロパティを指定します。デフォルト値は Container であり、必須です。このプロパティは変更しないでください。