PXE は、 Cisco UCS Manager でサポートされている唯一のプロビジョニング方法です。 ネットワーク ブートストラップ プログラムと vRealize Automation カスタム プロパティを併用して、WIM、SCCM、または Linux キックスタート プロビジョニングを開始できます。 またカスタム プロパティを使用して、独自の PowerShell スクリプトを呼び出すこともできます。 Linux キックスタート プロビジョニングでは、カスタム プロパティは必要ありません。
PowerShell スクリプトを使用したプロビジョニングのカスタム プロパティ
これらのプロパティを使用して、PowerShell スクリプトを呼び出すことができます。
カスタム プロパティ | 説明 |
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Pxe.Setup.ScriptName | PXE ネットワーク起動プログラムを使用して開始する前に、マシン上で実行するカスタム EPI PowerShell スクリプトを指定します。 この値は、スクリプトが Model Manager にアップロードされるときにスクリプトに割り当てられる名前です(例:setup.ps1)。 |
Pxe.Clean.ScriptName | vRealize Automation Model Manager にインストールされた EPI PowerShell スクリプトの名前を指定し、マシンのプロビジョニング後にマシン上で実行します。この値は、スクリプトが Model Manager にアップロードされるときにスクリプトに割り当てられる名前です(例:clean.ps1)。 |
PXE および SCCM プロビジョニングのカスタム プロパティ
これらのプロパティを使用して、PXE および SCCM プロビジョニングを実行できます。
カスタム プロパティ | 説明 |
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SCCM.Collection.Name | オペレーティング システムの展開タスク シーケンスが含まれる SCCM コレクションの名前を指定します。 |
SCCM.Server.Name | このコレクションが存在する SCCM サーバの完全修飾ドメイン名を指定します(例:lab-sccm.lab.local)。 |
SCCM.Server.SiteCode | SCCM サーバのサイト コードを指定します。 |
SCCM.Server.UserName | SCCM サーバに管理者レベルでアクセスできるユーザーの名前を指定します。 |
SCCM.Server.Password | SCCM.Server.UserName プロパティに関連付けられているパスワードを指定します。 |
SCCM.CustomVariable. | カスタム変数の値を指定します。Name は、プロビジョニングされたマシンが SCCM コレクションに登録された後で SCCM タスク シーケンスが使用できるカスタム変数の名前です。 値は、選択するカスタム変数によって決まります。統合で必要になる場合は、SCCM.RemoveCustomVariablePrefix を使用して、カスタム変数から SCCM.CustomVariable. プリフィックスを削除できます。 |
PXE および WIM プロビジョニングのカスタム プロパティ
これらのプロパティを使用して、PXE および WIM プロビジョニングを実行できます。
カスタム プロパティ | 説明 |
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Image.Network.Letter | プロビジョニングされたマシンで WIM イメージ パスがマッピングされているドライブを示す文字を指定します。デフォルト値は K です。 |
Image.WIM.Path | WIM ベースのプロビジョニングでイメージの展開元となる WIM ファイルの UNC パスを指定します。 パスの形式は \\server\share$ となります(例:\\lab-ad\dfs$)。 |
Image.WIM.Name | Image.WIM.Path プロパティによって配置された WIM ファイルの名前を指定します(例:win2k8.wim)。 |
Image.WIM.Index | WIM ファイルから正しいイメージを展開するために使用されるインデックスを指定します。 |
Image.Network.User | プロビジョニングされたマシン上のネットワーク ドライブに WIM イメージ パス (Image.WIM.Path) をマッピングするために使用されるユーザー名を指定します。これは、通常、ネットワーク共有へのアクセス権限があるドメイン アカウントです。 |
Image.Network.Password | Image.Network.User プロパティに関連付けられているパスワードを指定します。 |
SysPrep.
Section.Key
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プロビジョニングの WinPE ステージで、マシン上の SysPrep 応答ファイルに追加する情報を指定します。SysPrep 応答ファイルにすでに存在する情報は、これらのカスタム プロパティで上書きされます。Section は、SysPrep 応答ファイルのセクションの名前を表します。たとえば、GuiUnattended や UserData のように指定します。 Key は、セクション内のキー名を表します。たとえば、プロビジョニングされたマシンのタイム ゾーンを西太平洋標準時に設定するには、カスタム プロパティ GuiUnattended.UserData.TimeZone を定義し、値を 275 に設定します。 セクション、キー、および指定できる値の詳細な一覧については、System Preparation Utility for Windows のドキュメントを参照してください。
次に示す
Section.Key ペアは、WIM ベース プロビジョニングに対して指定できます。
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Sysprep.Identification.DomainAdmin | Active Directory のターゲット ドメインに管理者レベルでアクセスできるユーザーの名前を指定します。vCloud Director または vCloud Air に送信する認証情報にはユーザー ドメインを含めないでください。 |
Sysprep.Identification.DomainAdminPassword | Sysprep.Identification.DomainAdmin プロパティに関連付けるパスワードを指定します。 |
Sysprep.Identification.JoinDomain | Active Directory に参加させるドメインの名前を指定します。 |
Sysprep.Identification.JoinWorkgroup | ドメインを使用しない場合は、参加させるワークグループの名前を指定します。 |
SysPrep.UserData.ComputerName | マシン名を指定します(例:lab-client005)。 |
SysPrep.UserData.FullName | ユーザーの氏名を指定します。 |
SysPrep.UserData.OrgName | ユーザーの組織名を指定します。 |
SysPrep.UserData.ProductKey | Windows のプロダクト キーを指定します。 |