文字 I で始まる vRealize Automation カスタム プロパティのリスト。

表 1. カスタム プロパティ I テーブル
プロパティ 定義
Image.ISO.Location

このプロパティの値は大文字と小文字が区別されます。起動元の ISO イメージの場所を指定します(例:http://192.168.2.100/site2/winpe.iso)。 この値の形式は、プラットフォームによって異なります。詳細については、プラットフォームに付属しているドキュメントを参照してください。このプロパティは、WIM ベース プロビジョニング、Linux キックスタートおよび AutoYaST プロビジョニング、SCCM ベース プロビジョニングに必須です。

vCenter Server による仮想プロビジョニングの場合、この値にはプロビジョニング コンピュート リソースからアクセスできるインスタンス内のデータストアの名前を指定します。XenServer による仮想プロビジョニングの場合、ストレージ リポジトリの名前を指定します。

物理プロビジョニングの場合、Web 上でアクセスできる、イメージの HTTP URL を指定します。

Image.ISO.Name

このプロパティの値は大文字と小文字が区別されます。 起動元の ISO イメージの名前を指定します(例:/ISO/Microsoft/WinPE.iso)。 この値の形式は、プラットフォームによって異なります。詳細については、プラットフォームに付属しているドキュメントを参照してください。このプロパティは、WIM ベース プロビジョニング、Linux キックスタートおよび AutoYaST プロビジョニング、SCCM ベース プロビジョニングに必須です。

vCenter Server による仮想プロビジョニングの場合、この値はImage.ISO.Location で指定されるデータストア内のイメージのパスを指定します(例: /MyISOs/Microsoft/MSDN/win2003.iso)。この値にはスラッシュを使用する必要があります。この値の先頭はスラッシュにする必要があります。XenServer による仮想プロビジョニングの場合、Image.ISO.Location で指定されるストレージ リポジトリ内のイメージの名前を指定します。Hyper-V による仮想プロビジョニングでは、イメージのフル ローカル パスを指定します。

物理プロビジョニングの場合、イメージのファイル名を指定します。

Image.ISO.UserName

CIFS 共有にアクセスするユーザー名を、username@domain という形式で指定します。アクセスするのに認証が必要な CIFS 共有上にイメージが置かれている Dell iDRAC 統合用です。

Image.ISO.Password

Image.ISO.UserName プロパティに関連付けられているパスワードを指定します。アクセスするのに認証が必要な CIFS 共有上にイメージが置かれている Dell iDRAC 統合用です。

Image.WIM.Path

WIM ベースのプロビジョニングでイメージの展開元となる WIM ファイルの UNC パスを指定します。 パスの形式は \\server\share$ となります(例:\\lab-ad\dfs$)。

Image.WIM.Name

Image.WIM.Path プロパティによって配置された WIM ファイルの名前を指定します(例:win2k8.wim)。

Image.WIM.Index

WIM ファイルから正しいイメージを展開するために使用されるインデックスを指定します。

Image.Network.User

プロビジョニングされたマシン上のネットワーク ドライブに WIM イメージ パス (Image.WIM.Path) をマッピングするために使用されるユーザー名を指定します。これは、通常、ネットワーク共有へのアクセス権限があるドメイン アカウントです。

Image.Network.Password

Image.Network.User プロパティに関連付けられているパスワードを指定します。

Image.Network.Letter

プロビジョニングされたマシンで WIM イメージ パスがマッピングされているドライブを示す文字を指定します。デフォルト値は K です。

Infrastructure.Admin.MachineObjectOU

マシンの組織単位 (OU) を指定します。ビジネス グループ OU 設定によって必要な OU にマシンが配置される場合には、このプロパティは不要です。

Infrastructure.Admin.ADUser

ドメイン管理者のユーザー ID を指定します。 この ID は、匿名のバインドを使用できない場合に、Active Directory ユーザーとグループを問い合わせるために使用されます。

Infrastructure.Admin.ADPassword

Infrastructure.Admin.ADUser ドメイン管理者ユーザー ID に関連付けられているパスワードを指定します。

Infrastructure.Admin.DefaultDomain

マシン上のデフォルト ドメインを指定します。

Infrastructure.ResourcePool.Name

マシンが属するリソース プールを指定します(存在する場合)。デフォルトは、マシンのプロビジョニング元である予約で指定された値です。