サービス カタログのユーザーにカタログ申請フォームで検証済みデータの提供を求める場合は、正規表現を評価するカスタム プロパティ定義を作成します。
たとえば、特殊文字を含めない 5 ~ 10 文字のアプリケーション名または関数名を要求側ユーザーが入力する英数字テキスト ボックスを追加する場合を考えます。このシナリオでは ^[a-zA-Z0-9]{5,10}$ のような形に設定された、正規表現によるカスタム プロパティを使用します。
前提条件
- 指定された値が想定どおりであるかを検証する正規表現となるようにします。
-
テナント管理者またはファブリック管理者として vRealize Automation コンソールにログインします。
手順
- の順に選択します。
- [新規] アイコン()をクリックします。
- オプションを入力します。
オプション 説明 名前 新しいプロパティ名として、my_grouping_prefix.my_property_name のような標準の命名規則を使用した値を入力します。 ラベル ラベルは名前に基づいて設定されます。ラベルを変更して、わかりやすい名前にすることができます。 可視性 アクションのカスタム プロパティは、現在のテナントでのみ使用できます。別のテナントで使用できるようにするには、そのテナントにログインして設定する必要があります。 説明 プロパティ定義の目的や、プロパティに関して役立つ情報を説明します。 表示順序 入力する番号が、プロパティ名を申請フォームに表示する方法を制御します。次の順序付けルールが適用されます。 - 表示順序は、[プロンプト表示] または [申請フォームに表示] の設定で設定されているプロパティにのみ適用されます。
- 表示順序があるすべてのプロパティが先に表示され、順序インデックスのないプロパティがその後に表示されます。
- 表示順序があるプロパティは、順序インデックス値が最低のものから最高のものへと順にソートされます。負の値を使用することができます。
- すべてのプロパティがアルファベット順に並べられます。ただし、表示順序があるすべてのプロパティが表示順序のないプロパティよりも前に表示されます。
- 2 つのプロパティの表示順序の値が同じ場合は、アルファベット順にソートされます。
データ タイプ ドロップダウン メニューで [文字列] を選択します。 必須 ドロップダウン メニューで [いいえ] を選択します。 表示方法 ドロップダウン メニューで [テキストボックス] を選択します。 有効なユーザー入力 正規表現を入力します。 - 正規表現が動作することを確認するには、テスト用テキスト ボックスに値を入力します。
- [OK] をクリックします。
結果
カスタム プロパティ定義がリストに追加され、ブループリントに追加できるようになります。
次のタスク
カスタム プロパティをマシン ブループリントに追加します。ブループリント マシン プロパティとしてのカスタム プロパティまたはプロパティ グループの追加を参照してください。