Site Recovery Manager のアップグレード手順では、既存のインストール情報が保持されます。

Site Recovery Manager は、以前のリリースについて作成された設定や構成を保持します。

  • データストア グループ
  • 保護グループ
  • インベントリ マッピング
  • リカバリ プラン
  • 個々の仮想マシンの IP カスタマイズ
  • カスタム ロールとそのメンバーシップ
  • vSphereSite Recovery Manager オブジェクトの権限
  • カスタム アラームとアラーム アクション
  • テスト プランの履歴
  • セキュリティ証明書
  • 一括 IP カスタマイズ ファイル(CSV)
重要: アップグレード中、 Site Recovery Manager は有効な状態の保護グループとリカバリ プランのみを保持します。

Site Recovery Manager ライセンス

Site Recovery Manager では、同じバージョン内のアップグレード時にのみライセンスを保持します。たとえば、バージョン 8.3.0.x からバージョン 8.3.1 へのアップグレードやバージョン 8.4.0.1 からバージョン 8.4.0.2 へのアップグレードなどです。別のバージョンにアップグレードすると(例:8.7 から 8.8 以降)、Site Recovery Manager は評価版ライセンスに戻ります。Site Recovery Manager 9.0 へのアップグレード後に、Site Recovery Manager 8.x ライセンス キーを再度インストールする必要があります。Site Recovery Manager 8.x ライセンス キーは Site Recovery Manager 9.0 と連携するため、アップグレードは必要ありませんが、Site Recovery Manager 9.0 にアップグレードした後にキーを再インストールする必要があります。