PowerShell プラグインにより、Automation Orchestratorおよび Windows PowerShell 間でやりとりができます。PowerShell プラグインのワークフロー ライブラリには、PowerShell ホストの管理とカスタム PowerShell 操作の実行を可能にするワークフローが含まれています。

プラグインを使用して Automation Orchestrator アクションおよびワークフローから PowerShell スクリプトおよびコマンドレットを呼び出したり、結果を使用したりします。プラグインに付属する標準ワークフローに加えて、プラグイン API を実装するカスタム ワークフローを作成することもできます。

Automation Orchestrator クライアントの [インベントリ] ビューを使用して、使用可能な PowerShell リソースを管理できます。プラグインのスクリプト API を使用すると、カスタム ワークフローを作成できます。

PowerShell プラグイン コンポーネント

PowerShell プラグインは、適切に機能するためにさまざまなコンポーネントに依存しています。

Automation Orchestrator および Windows PowerShell では、プラグインのプラットフォームを提供しています。このプラグインによって、製品間のやりとりが可能になります。PowerShell プラグインも vCenter や vSphere PowerCLI などの他のコンポーネントと連携できます。

PowerShell プラグインのさまざまなコンポーネント間の関係。

プラグインは WinRM 通信プロトコルを介して Windows PowerShell とやりとりします。WinRM の構成を参照してください。

オプションで、PowerShell プラグインを vSphere PowerCLI および vCenter と統合できます。PowerShell プラグインによる PowerCLI の統合を参照してください。

ローカル ホスト上のすべてのコンポーネントをインストールできます。PowerShell プラグインの用途、機能、および通信プロトコルの要件は、Automation Orchestrator および Windows PowerShell が同じマシンにインストールされている場合は変更されません。

PowerShell プラグイン API へのアクセス

Automation Orchestrator クライアントから API Explorer にアクセスするには、Automation Orchestrator クライアントのナビゲーション ペインで [API Explorer] をクリックします。

ワークフロー、ポリシー、アクション エディタの [スクリプティング] タブから API Explorer にアクセスするには、左側にある [API の検索] をクリックします。

API 要素からコードをコピーしてスクリプト処理ボックスに貼り付けることができます。API スクリプティングの詳細については、『Automation Orchestrator における開発』を参照してください。

PowerShell プラグイン インベントリの使用

PowerShell プラグインは、接続されている PowerShell ホストのすべてのオブジェクトを [インベントリ] ビューに公開します。

プラグインのインベントリ内では、PowerShell ホストおよびそのスナップインとコマンドレットを監視できます。各リモート ホストにはスナップインを、各スナップインにはコマンドレットを追加できます。