VMware vSphere PowerCLI といったサードパーティのスナップインの機能を、PowerShell プラグインで使用することができます。

サードパーティのスナップイン機能を使用するには、PowerShell ホストでスナップインが使用可能になっている必要があります。現在のセッションにスナップインを読み込むには、AddPsSnapin アクションも呼び出す必要があります。PowerCLI を使用するには、スナップインの名前を VMware.VimAutomation.Core に設定する必要があります。

PowerShell プラグインでは、サードパーティのスナップイン用に事前生成されたアクションは提供されません。サードパーティのスナップイン用にアクションを生成するには、「PowerShell コマンドレットにアクションを作成」ワークフローを実行します。PowerShell コマンドレットのアクションの生成 を参照してください。

com.vmware.library.powershell.converter パッケージには、VC:<SomeObjectType> オブジェクトから対応する PowerCLI オブジェクトに変換可能な基本ビルディング ブロックが含まれています。この機能により、vCenter プラグインからのワークフローが PowerShell プラグインからのワークフローとやりとりできるようになり、2 つのプラグイン間でのパラメータの受け渡しが可能になります。

コンバータ ワークフロー

「コンバータ」ワークフロー カテゴリのサンプル ワークフローを使用して、PowerShell プラグインと PowerCLI 間の統合をテストすることができます。統合をテストするには、PowerShell ホストに PowerCLI をインストールする必要があります。

「コンバータ」サンプル ワークフローは、プラグインで使用できる変換機能をデモンストレーションします。
注: PowerShell プラグインでは、PowerCLI と vCenter プラグインで使用できる一部のタイプがサポートされていません。サポート対象外のタイプは例外を返します。

これらのワークフローにアクセスするには、[ライブラリ] > [ワークフロー] の順に移動して、ワークフローの検索ボックスに powershell および converter タグを入力します。

ワークフロー名 説明
PSObject から vCO オブジェクトへの変換 PowerShellRemotePSObjectVC:<SomeObjectType> に変換します。
PSObject と vCO オブジェクトの双方向変換 PowerShellRemotePSObject から VC:<SomeObjectType> への変換、および逆方向の変換を行います。
vCO オブジェクトから PSObject への変換 VC:<SomeObjectType>PowerShellRemotePSObject に変換します。