VMware Aria Operations は、アダプタ インスタンスごとに環境内のオブジェクトを検出し、それらを一覧表示します。環境内のすべてのオブジェクトの完全なリストから、任意のオブジェクトにすばやくアクセスして構成することができます。たとえば、データストアが接続されているか、データを提供しているかどうか、または仮想マシンをパワーオンできるかどうかを確認できます。

リストの機能

データ グリッドにオブジェクトが表示されます。特定のオブジェクトを見つけるため、グリッドの列を並べ替えたり、フィルタ ワードを検索することができます。並べ替えと検索に加え、オブジェクトをオブジェクト タグに割り当てることで、オブジェクトとメトリックが見つけやすくなります。

リストを確認できる場所

左側のメニューで、[操作] > [構成] の順にクリックし、[インベントリ管理] タイルをクリックします。環境内のすべてのオブジェクトが一覧表示されます。

インベントリ リストのオプション

中央のペインには、オブジェクト タグのオプションが含まれます。右側のペインの [オブジェクト] タブには、環境内のすべてのオブジェクトのツールバー オプションが含まれます。

表 1. 中央のペインの [オブジェクト] タグのツールバー オプション
オプション 説明
すべて折りたたむ すべてのタグ グループの選択を閉じます。
すべて選択解除 タグは選択解除するまで選択されたままになります。このオプションを使用して、すべてのタグを選択解除します。
タグの管理 タグまたはタグ値を追加します。「オブジェクト タグの管理ワークスペース」を参照してください。
オブジェクト タイプのタグを管理する オブジェクト タイプのタグは、多数ある場合があります。このオプションを使用して、表示するオブジェクト タイプのタグを選択します。「オブジェクト タイプのタグの管理ワークスペース」を参照してください。
注: 中央のペインのオブジェクト タグの下に 10 個を超えるオブジェクトがある場合は、[検索] オプションを使用して子孫オブジェクトを検索できます。500 個を超えるオブジェクトがセクションにある場合は、最後に表示されたオブジェクトの下にある [さらに表示] ボタンを使用して残りのオブジェクトを表示します。1,000 個を超えるオブジェクトがある場合は、 [入力してさらに表示] ボタンを使用してオブジェクトを検索します。

[オブジェクト] タブからオブジェクトを管理するには、ツールバー オプションを使用します。

  • フィルタ オプションでフィルタと一致するオブジェクトにリストを限定します。フィルタ オプションには、ID、名前、説明、メンテナンス スケジュール、アダプタ タイプ、オブジェクト タイプ、識別子が含まれます。
  • リストから管理するオブジェクトを選択します。オブジェクト タグを選択すると、選択したタグ値のオブジェクトだけが一覧表示されます。列見出しによりオブジェクトを特定できます。「オブジェクト リスト ウィジェット」を参照してください。
表 2. [オブジェクト] タブの [インベントリ] ツールバー オプション
オプション 説明
操作 選択したオブジェクトに対してアクションを実行します。使用できるアクションは、オブジェクトのタイプによって異なります。たとえば、仮想マシンのパワー オンは、選択した仮想マシンに適用されます。「VMware Aria Operations でのアクション」を参照してください。
外部アプリケーションで開く オブジェクトに関する情報を取得するために別のアプリケーションにリンクする機能がアダプタに含まれている場合は、ボタンをクリックして、そのアプリケーションのリンクにアクセスします。たとえば、[vSphere Client で仮想マシンを開く] や [VMware Aria Operations for Logs での VM ログの検索] です。
オブジェクトの編集 選択したオブジェクトを編集します。たとえば、仮想マシンのメンテナンス スケジュールを追加または変更します。同じタイプの複数のオブジェクトを選択した場合、それらのオブジェクト タイプに共通する識別子を編集できます。たとえば、複数のデータストアの VM エントリ名を一度に変更できます。「オブジェクトを管理するワークスペース」を参照してください。
オブジェクトの追加 VMware Aria Operations は、ほとんどのアダプタのオブジェクトを検出します。すべてのオブジェクトの自動検出をサポートしていないアダプタの場合、オブジェクトは手動で追加されます。「オブジェクトを管理するワークスペース」を参照してください。
オブジェクトを検出する IP スキャンを実行して、特定のアダプタに関連付けられたオブジェクトを検出します。「オブジェクトの検出ワークスペース」を参照してください。
オブジェクトの削除 リストからオブジェクトを削除します。
メンテナンス開始 メンテナンスのためにオブジェクトをオフラインにします。「オブジェクト ワークスペースのメンテナンス スケジュールの管理」を参照してください。
メンテナンス終了 メンテナンス期間を終了し、選択したオブジェクトをオンラインに戻します。
選択のクリア すべてのオブジェクトの選択をクリアします。
すべて選択 表示されているすべてのオブジェクトを選択します。
詳細の表示 選択したオブジェクトの [サマリ] タブを表示します。
ページ単位 1 ページあたりに一覧表示するオブジェクトの数。