App Launchpad 2.0.0.1 以降では、VMware Cloud Director サービスのインスタンスを使用して App Launchpad をインストールして構成できます。

専用の Linux 仮想マシンに RPM および DEB パッケージをインストールして App Launchpad をデプロイします。次に、alp コマンドライン ユーティリティを使用して、VMware Cloud Director インスタンスと連携するように App Launchpad サービスを構成します。

RPM または DEB をデプロイすると、App Launchpadvmware-alp というユーザー グループと、vmware-alp というユーザーを作成します。vmware-alp ユーザー グループに属するユーザーと root ユーザーのみが、App Launchpad コマンドライン ユーティリティを操作できます。ユーザーをユーザー グループに追加できます。vmware-alp は、App Launchpad の管理およびデプロイ サービス用に予約されています。

alp スクリプト、診断、およびサポート バンドルのツールを root 以外のユーザーとして使用する場合は、useradd -g vmware-alp <sample> コマンドを使用してユーザーを vmware-alp ユーザー グループに追加します。

VMware Cloud Director を使用した App Launchpad の構成中に、alp connect スクリプトは、スクリプトの引数で指定した名前を使用して専用サービス アカウントを作成し、必要な AMQP ブローカ構成を取得します。

VMware Cloud Director を使用して App Launchpad を構成する場合は、必要に応じて既存のシステム ユーザー アカウントのいずれかを選択して App Launchpad サービス アカウントにすることができます。既存のユーザー アカウントを選択しない場合、App LaunchpadVMware Cloud Director ユーザー アカウントを作成します。このユーザー アカウントがサービス アカウントになります。ベスト プラクティスは、専用のサービス アカウント ユーザーに名前を付けることです。

その後、初期構成を実行すると、App LaunchpadApp Launchpad サービス用に予約されている AppLaunchpad という名前の VMware Cloud Director 組織を作成します。AppLaunchpad 組織を削除しないでください。

この組織を使用して、アプリケーション カタログをホストします。VMware Marketplace にサブスクライブされているカタログ内の Bitnami 仮想マシン アプリケーションを編集することはできません。Bitnami コンテナ アプリケーション カタログや社内アプリケーション カタログをカスタマイズできます。

App Launchpad コマンドライン インターフェイスを使用して、サービス アカウントや VMware Cloud Director 組織の名前を変更できます。サービス アカウントと組織名を編集しても、既存のアプリケーションのデプロイに影響はありません。

テナント ユーザーがデプロイするアプリケーションは、VMware Cloud DirectorAppLaunchpad 組織に属します。アプリケーションのデプロイやアプリケーションの検索など、App Launchpad 内でテナント ユーザーが操作を実行するたびに、その操作を許可するためにサービス アカウントが使用されます。App-Launchpad-Service ロールの詳細については、「アクセス コントロールとユーザー ロール」を参照してください。