VMware Cloud Director Container Service Extension 4.0.1 | 2023 年 1 月 19 日 | ビルド:21109756

このリリースノートの追加事項や更新事項を確認してください。

2023 年 1 月の新機能

VMware Cloud Director Container Service Extension バージョン 4.0.1 リリースでは、バグの修正と、VMware Cloud Director Container Service Extension サーバ、Kubernetes Container Clusters プラグイン、および製品の相互運用性のアップデートが提供されています。

ドキュメント

製品の完全なドキュメント セットを参照するには、VMware Cloud Director Container Service Extensionにアクセスしてください。

VMware Cloud Director Container Service Extension 4.0.x の以前のリリース

アップグレード

  • NEW: - VMware Cloud Director Container Service Extension サーバ 4.0.1

    サービス プロバイダは、VMware Cloud Director の Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグインの [CSE 管理] タブを使用して、VMware Cloud Director Container Service Extension サーバを 4.0.0 から 4.0.1 にアップグレードできるようになりました。

    VMware Cloud Director Container Service Extension サーバを 4.0.0 から 4.0.1 にアップグレードする方法については、VMware Cloud Director Container Service Extension サーバのアップデートを参照してください。

    VMware Cloud Director Container Service Extension のダウンロードページから VMware Cloud Director Container Service Extension サーバ 4.0.1 をダウンロードできます。

  • NEW: - VMware Cloud Director 用 Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグイン 4.0.1

    Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグインの新しいバージョンが、VMware Cloud Director で使用できるようになりました。

    Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグインは、VMware Cloud Director Container Service Extension サーバのアップグレードの前後にアップグレードできます。

    次の手順では、Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグインを 4.0.0 から 4.0.1 にアップグレードする方法について説明します。

    1. Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグイン 4.0.1 を VMware Cloud Director Container Service Extension のダウンロードページからダウンロードします。

    2. VMware Cloud Director ポータルの上部ナビゲーション バーで、[詳細] > [Customize Portal] を選択します。

    3. Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグイン 4.0 の横にあるチェック ボックスをオンにして、[無効化] をクリックします。

    4. [アップロード] > [プラグイン ファイルの選択] の順にクリックし、Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグイン 4.0.1 ファイルをアップロードします。

    5. ブラウザを更新して、新しいプラグインの使用を開始します。

    詳細については、プラグインの管理を参照してください。

互換性に関する最新情報

  • 重要 - Kubernetes Container Clusters 4.0.1 ユーザー インターフェイス プラグインでは、クラウド ストレージ インターフェイス バージョン 1.3.2 を使用する必要があります。

    2023 年 4 月 3 日以降は、k8s.gcr.io レジストリが停止され、Kubernetes クラスタではクラウド ストレージ インターフェイスのエラーが発生します。このようなエラーは、クラスタのスケーリングや新しいクラスタの作成を試行すると発生する可能性があります。そのため、クラウド ストレージ インターフェイスの新しいパッチがリリースされます。サービス プロバイダは、クラウド ストレージ インターフェイス イメージ バージョンを更新し、新しいクラスタの作成時にこのようなエラーを回避する必要があります。サービス プロバイダは、Kubernetes Container Clusters 4.0.1 ユーザー インターフェイス プラグインの [サーバの詳細] タブにある [構成の更新] ワークフローでこのタスクを実行できます。詳細については、VMware Cloud Director Container Service Extension サーバの更新を参照してください。既存のクラスタでクラウド ストレージ インターフェイスを 1.3.2 にアップグレードする手順については、Cloud Storage Interfaceを参照してください。k8s.gcr.io レジストリの停止の詳細については、https://kubernetes.io/blog/2023/02/06/k8s-gcr-io-freeze-announcement/を参照してください。

  • NEW: - VMware Cloud Director Container Service Extension 4.0.1 の相互運用性のアップデート

    VMware Cloud Director Container Service Extension 4.0.1 以前のバージョンと VMware Cloud Director との相互運用性、およびその他の製品の相互運用性については、製品の相互運用性マトリックスを参照してください。

    次の表に、VMware Cloud Director Container Service Extension 4.0.1 と Kubernetes リソースの相互運用性を示します。

    Kubernetes リソース

    サポートされているバージョン

    ドキュメント

    VMware Cloud Director 用 Kubernetes 外部クラウド プロバイダ

    1.3.0、1.2.0

    https://github.com/vmware/cloud-provider-for-cloud-director#kubernetes-external-cloud-provider-for-vmware-cloud-director

    VMware Cloud Director の名前付き独立ディスク用コンテナ ストレージ インターフェイス ドライバ

    1.3.2

    2023 年 4 月 3 日以降は、k8s.gcr.io レジストリが停止されるため、これがクラウド ストレージ インターフェイスの唯一のサポート対象バージョンです。

    https://github.com/vmware/cloud-director-named-disk-csi-driver#container-storage-interface-csi-driver-for-vmware-cloud-director-named-independent-disks

    Kubernetes Cluster API Provider Cloud Director

    1.0.0

    https://github.com/vmware/cluster-api-provider-cloud-director

    サービス プロバイダは、次のワークフローを使用して Kubernetes リソースを更新できます。

    1. VMware Cloud Director ユーザー インターフェイスで、ナビゲーション バーから 詳細 > Kubernetes Container Clusters の順に選択します。

    2. Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグイン 4.0.0/4.0.1 で、CSE 管理 > サーバの詳細 > サーバの更新 の順に選択します。

    3. CSE サーバの更新 ウィンドウの 現在の CSE サーバのコンポーネント セクションで、Kubernetes リソース構成を更新します。

    4. 変更の送信 をクリックします。

    詳細については、VMware Cloud Director Container Service Extension サーバの更新を参照してください。

解決した問題

  • NEW: - 同じ組織内に同じ名前のクラスタが 2 つある場合に 1 つのクラスタを削除すると、同じ名前のもう 1 つのクラスタの vApp が削除される。

    解決方法:VMware Cloud Director Container Service Extension 4.0.1 では、このバグは修正されました。

  • NEW: - VMware Cloud Director Container Service Extension 4.0 クラスタの展開が、制御プレーン IP アドレスに対する手動設定の IP アドレスで失敗する。

    ユーザーが [制御プレーンの IP アドレス] または [仮想 IP アドレス サブネット] の値を入力し、入力フィールドからその値を削除すると、ユーザー インターフェイスは null 値ではなく空の文字列を送信するため、クラスタの作成が失敗します。

    解決方法:VMware Cloud Director Container Service Extension 4.0.1 では、このバグは修正されました。

  • NEW: - デフォルトの NO_PROXY を更新して cluster.local を使用

    NO_PROXY の現在のデフォルト設定には、k8s.test が含まれています。デフォルトは、Tanzu Kubernetes Grid クラスタで使用されるものに一致する cluster.local にする必要があります。

    解決方法:Kubernetes Container Clusters 4.0.1 ユーザー インターフェイス プラグインでは、デフォルト値リストに k8s.test の代わりに cluster.local, が含まれるようになりました。

  • NEW: - Kubernetes コンテナ クラスタ ユーザー インターフェイスのクラスタ情報画面に、「アップグレードの取得中」と表示されてクラスタが保留中の状態になる。

    Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグインを使用して Tanzu Kubernetes Grid クラスタの作成を送信し、VMware Cloud Director Container Service Extension サーバがクラスタの作成を開始していない場合、クラスタのステータスは保留中になります。ただし、Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグインのクラスタ情報画面にアクセスすると、スピナーが表示され、アップグレードの可用性の値に「アップグレードの取得中」と表示されます。アップグレードの可用性の値には通常であればハイフンが表示されるため、これは適切ではありません。

    解決方法:Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグイン 4.0.1 では、クラスタのステータスが保留中の場合、アップグレードの可用性の値がハイフンになるように修正されています。

  • NEW: - Kubernetes コンテナ クラスタ ユーザー インターフェイス プラグインの [Tanzu Kubernetes Grid クラスタの作成] ウィンドウで、制御プレーンのノード数が 0 の場合、入力検証のヘルプ メッセージが表示されない。

    Tanzu Kubernetes Grid クラスタの作成ウィザードでは、制御プレーンまたはワーカー ノード数として 0 を入力した場合、0 が無効な値であることを示す入力検証ヘルプ メッセージが表示されません。

    解決方法:Kubernetes Container Cluster ユーザー インターフェイス プラグイン 4.0.1 では検証ヘルプ メッセージが表示されるようになりました。

  • NEW: - Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグインで、マルチサイトの VMware Cloud Director セットアップの CSE 管理ワークフローで 1 つのサーバ構成エンティティのみが許可される。これにより、マルチサイト環境で CSE 管理ワークフローが失敗する。

    解決方法:Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグインの CSE 管理ワークフローでは、現在ログインしているユーザーのサイトに属するサーバ構成エンティティのみが取得されるようになりました。マルチサイト環境の各サイトでは、それぞれ固有のサーバ構成エンティティを作成および保持できるようになりました。

  • NEW: - プロキシ サーバが外部リポジトリからバイナリとイメージをダウンロードするように構成されている場合、VMware Cloud Director Container Service Extension 4.0 が Tanzu Kubernetes Grid クラスタの作成に失敗する。

    次のエラー メッセージがログに記録されます:: Could not reach archive.ubuntu.com

    解決方法:Ubuntu パッケージのアップデートでのプロキシの有効化は、プロキシが構成されている場合に表示されます。

  • NEW: - VMware Cloud Director Container Service Extension 4.0 の誤解を生じさせるエラー ログ ステートメント。

    解決方法:これらの冗長なログ ステートメントは修正され、関連性の高いログ メッセージを表示するように修正されました。

既知の問題

  • クラスタがエラー ステータスの場合、Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグインでクラスタの削除操作が失敗することがある。

    エラー ステータスのクラスタを削除するには、クラスタを強制的に削除する必要があります。

    1. VMware Cloud Director にログインし、ナビゲーション バーから [詳細] > [Kubernetes Container Clusters] の順に選択します。

    2. クラスタを選択し、クラスタ情報画面で [削除] をクリックします。

    3. [クラスタの削除] 画面で、[強制削除] チェックボックスをオンにしてから、[削除] をクリックします。

  • VMware Cloud Director Container Service Extension で、スクリプト実行エラーが原因で Tanzu Kubernetes Grid クラスタの作成に失敗することがある。

    Kubernetes コンテナ クラスタ ユーザー インターフェイスのクラスタ情報画面の イベント タブに、次のエラーが表示されます。

    ScriptExecutionTimeout 次の詳細も表示されます。

    error while bootstrapping the machine [cluster-name/EPHEMERAL_TEMP_VM]; timeout for post customization phase [phase name of script execution]

    回避策:

    このエラーが発生した場合は、クラスタの設定から [エラー時の自動修復] を有効にすることをお勧めします。これにより、VMware Cloud Director Container Service Extension はクラスタの作成を再試行します。

    1. VMware Cloud Director にログインし、ナビゲーション バーから [詳細] > [Kubernetes Container Clusters] の順に選択します。

    2. クラスタを選択し、クラスタ情報画面で [設定] をクリックし、[エラー時の自動修復] トグルを有効にします。

    3. 保存 をクリックします。

    注:

    クラスタ作成の問題をトラブルシューティングするときには、[エラー時の自動修復] を無効にすることをお勧めします。

  • マルチ制御プレーンまたはマルチワーカー ノードのクラスタ作成でエラー状態が発生する。クラスタの詳細画面の [イベント] タブに、VMware Cloud Director で短期仮想マシンの削除に失敗したことによる EphemeralVMError イベントが表示されます。

    クラスタで [エラー時の自動修復] 設定が有効になっている場合は、同じエラー イベントが繰り返し表示されることがあります。[エラー時の自動修復] 設定が無効の場合は、制御プレーン ノードとワーカー ノードが正常に作成されても、VMware Cloud Director 内で短期仮想マシンを削除できないことが原因でクラスタがエラー状態を示すことがあります。

    この問題は、VMware Cloud Director 10.3.3.3 よりも後のすべてのリリースとパッチ リリース、および VMware Cloud Director 10.4.1 以降のすべてのリリースとパッチ リリースで発生します。

    回避策:

    1 つの制御プレーンと 1 つのワーカー ノードを持つクラスタを作成し、目的のノード数に合わせてクラスタのサイズを変更します。

    この問題は、VMware Cloud Director Container Service Extension 4.0.3 リリースで修正されています。

  • ノードがクラスタに参加できないことがある。これは、断続的に発生する問題であるため、不規則なタイミングで発生します。クラスタが使用可能な状態でも関係ありません。

    Kubernetes コンテナ クラスタ ユーザー インターフェイスのクラスタ情報画面の イベント タブに、次のエラーが表示されます。

    VcdMachineScriptExecutionError 次の詳細も表示されます。

    script failed with status [x] and reason [Date Time 1 /root/node.sh: exit [x]]

    回避策:

    参加に失敗したノードを含むクラスタに対して、この回避策を実行します。この回避策では、今後のクラスタ作成の問題は解決されません。

    この問題が発生した場合は、この手動による回避策を実行する必要があります。参加に失敗するノードの数は、1 つの場合も複数の場合もあります。参加していないノードそれぞれに対して、以下の手順 2 以降の手順を実行する必要があります。

    1. 参加していないノードがあるクラスタの kube 構成をダウンロードします。

      1. VMware Cloud Director にログインし、ナビゲーション バーから [詳細] > [Kubernetes Container Clusters] の順に選択します。

      2. クラスタを選択し、クラスタ情報画面で [kube 構成のダウンロード] をクリックします。

        kube 構成ファイルの詳細については、Kubernetes の Web サイトを参照してください。

    2. Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグインで、クラスタ情報画面の [イベント] タブの [VcdMachineScriptExecutionError] をクリックしてエラーの詳細を表示し、[リソース名] をメモします。

    3. kubectl で、次のコマンドを入力して、クラスタ上のすべてのマシンを取得します。

      kubectl get machines -A --kubeconfig=<path of downloaded kubeconfig>

      クラスタに参加できなかったノードは、[プロビジョニング] 状態で停止しているはずです。そのノードを特定するには、VcdMachineScriptExecutionError に含まれていたリソース名を持つマシン名を探します。 

    4. kubectl で、次のコマンドを入力します。

      Run `kubectl --kubeconfig=<path of downloaded kubeconfig> delete machine -n clusterNamespace machineName
      注:

      削除するマシンの名前が、VcdMachineScriptExecutionError に含まれていたリソース名と一致していることを確認します。

      仮想マシンは削除されると、再作成され、ノードがクラスタへの参加を再試行します。

  • ERROR: failed to create cluster: failed to pull image 障害

    このエラーは、次の状況で発生します。

    • ユーザーが VMware Cloud Director Container Service Extension 4.0 を使用して Tanzu Kubernetes Grid クラスタを作成すると、断続的に失敗します。

    • HTTP 408 応答が原因で発生するイメージ プル エラーが報告されます。

    この問題は、EPHEMERAL_TEMP_VM からインターネットにアクセスして必要なイメージをプルできない場合に発生する可能性があります。

    可能性のある原因:

    • 低速または断続的なインターネット接続。

    • ネットワーク IP アドレス プールで DNS を解決できません(Docker プル エラー)。

    • ファイアウォールの背後のネットワーク MTU の設定値を小さくする必要があります。

    この問題を解決するには、EPHEMERAL_TEMP_VM からのインターネット アクセスの妨げとなるネットワーク接続問題が発生していないことを確認します。

    詳細については、https://kb.vmware.com/s/article/90326を参照してください。

  • 組織にレガシー権限バンドルが存在する場合、Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグインでクラスタ操作を実行すると、認証エラーが発生する可能性がある。

    • VMware Cloud Director をバージョン 9.1 以前からアップグレードすると、組織ごとにレガシー権限バンドルがシステムに配置されます。このレガシー権限バンドルにはアップグレード時点で関連付けられた組織で使用可能な権限で、この組織でのみ公開されているものが含まれています。既存の組織の権限バンドル モデルを使用するには、対応するレガシー権限バンドルを削除する必要があります。詳細については、権限およびロールの管理を参照してください。

    • レガシー権限バンドルは、サービス プロバイダ ポータルの [管理] タブで削除できます。詳細については、権限バンドルの削除を参照してください。Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグイン CSE 管理には、Kubernetes クラスタ権限バンドルを自動的に作成し、すべてのテナントに公開するサーバ セットアップ プロセスがあります。権限バンドルには VMware Cloud Director Container Service Extension 4.0 の Kubernetes クラスタ管理に関連するすべての権限が含まれています。

  • 更新: - kubectl を使用した Tanzu Kubernetes Grid クラスタのサイズ変更またはアップグレード。

    Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグインでクラスタを作成した後、kubectl を使用して、Tanzu Kubernetes Grid クラスタのワークロードを管理できます。

    Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグインの代わりに kubectl を使用してクラスタのライフサイクル管理、サイズ変更、アップグレードも行う場合は、次の手順を実行します。

    1. 次のコマンドでクラスタから RDE-Projector オペレータを削除します: kubectl delete deployment -n rdeprojector-system rdeprojector-controller-manager

    2. Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグインから Tanzu Kubernetes Grid クラスタを分離します。

      1. VMware Cloud Director ユーザー インターフェイスの クラスタの概要 画面で、クラスタのクラスタ ID を取得します。

      2. entity.spec.vcdKe.isVCDKECluster で RDE を false に更新します。

        1. クラスタのペイロードを取得します - GET https://<vcd>/cloudapi/1.0.0/entities/<Cluster ID>

        2. ペイロードの json パスをコピーして更新します。- entity.spec.vcdKe.isVCDKECluster を false に設定します。

        3. PUT https://<vcd>/cloudapi/1.0.0/entities/<Cluster ID> を変更されたペイロードに実行します。ペイロードの全体を PUT 操作の本文として含める必要があります。

      3. この時点で、クラスタは VMware Cloud Director Container Service Extension 4.0.0 および 4.0.1 から分離され、VMware Cloud Director Container Service Extension 4.0.0 および 4.0.1 を使用してクラスタを管理することはできなくなります。クラスタ API 仕様の CAPI yaml を直接適用することで、kubectl を使用してクラスタの管理、サイズ変更、アップグレードを実行できるようになります。

  • 無効な GitHub トークンが原因で VMware Cloud Director Container Service Extension でのクラスタの作成が次のエラーを表示して失敗する:401 認証情報が不正です

    これは、クラスタ作成中の予期されるエラーです。ユーザーが無効な Github アクセス トークンを設定した場合、クラスタの作成は失敗し、次のエラーが表示されます。

    error creating the GitHub repository client: failed to get GitHub latest version: failed to get repository 
    versions: failed to get repository versions: failed to get the list of releases: GET 
    https://api.github.com/repos/kubernetes-sigs/cluster-api/releases: 401 Bad credentials

    VMware Cloud Director Container Service Extension サーバを構成するときに、正確な Github アクセス トークンを入力します。

  • ポリシー変更のための選択後、VMware Cloud Director Container Service Extension 4 プラグインがリスト全体へのポピュレートを実行しない。

    ユーザーが Kubernetes Container Clusters プラグインでサイジング ポリシーを選択して変更する場合、ドロップダウン メニューには選択したサイジング ポリシーのみが表示され、代替のサイジング ポリシーは自動的にロードされません。

    ユーザーが別のサイジング ポリシーを表示するには、テキストを手動で削除する必要があります。この問題は、ユーザーが配置ポリシーとストレージ ポリシーを選択した場合も、ドロップダウン メニューで発生します。

    これは意図的なものです。コンボボックスの HTML、Clarity、Web コンポーネントも、同じように動作します。

    注:Clarity は、VMware Cloud Director ユーザー インターフェイスの構築のベースとなる Web フレームワークです。

    ドロップダウン ボックスでは、入力テキストがフィルタとして使用されます。入力フィールドに何も表示されていない状態では、すべての選択肢が表示され、入力すると選択肢が絞り込まれます。

  • VMware Cloud Director Container Service Extension クラスタを作成すると、大文字と小文字の区別に関するエラーが表示される。

    Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイスで大文字を使用すると、次のエラーが表示されます。

    • 名前は文字で開始し、英数字で終了する必要があり、英数字またはハイフン (-) のみを含めることができます。(最大 63 文字)

    これは、Kubernetes によって設定された制限です。オブジェクト名は RFC 1035 ラベルで検証されます。詳細については、Kubernetes の Web サイトを参照してください。

  • Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグイン 4.0 が、他の Kubernetes Container Clusters ユーザー インターフェイス プラグイン(3.5.0 など)と相互運用しない。

    これらの 2 つのプラグインを競合せずに同時に操作する機能は、VMware Cloud Director ユーザー インターフェイスの既知の制限です。一度に有効にできるプラグインは 1 つのみです。

  • vSphere またはその他の基盤となるインフラストラクチャでの障害が原因でクラスタのノードが削除された場合、VMware Cloud Director Container Service Extension がユーザーに通知せず、クラスタを自動修復しない。

    クラスタのノードが削除された場合、クラスタのサイズ変更やクラスタのアップグレードなどの基本的なクラスタ操作は引き続き機能します。削除されたノードは削除状態のままになり、クラスタのサイズに関する計算に含まれます。

    1. クラスタの Kubeconfig をダウンロードします。

    2. 次のコマンドを使用して、削除されたノード構成が引き続き使用されるマシンを削除します。

    kubectl --kubeconfig=<path to downloaded kubeconfig> get machines -A # try to match the machine name 
    here; also get namespace 
    kubectl -n <namespace name from above> --kubeconfig=<path to downloaded kubeconfig> delete machine 
    <machine name> 
    # wait for machine to get deleted

    上記のコマンドを実行するとマシンが削除され、CAPVCD によって新しいマシンが自動的に作成されます。

  • VMware Cloud Director Container Service Extension で、変更できない配置ポリシーが設定されている TKG テンプレートを使用してクラスタを展開すると失敗する。

    1. VMware Cloud Director テナント ポータルに管理者としてログインします。

    2. [ライブラリ] > [vApp テンプレート] の順にクリックします。

    3. [vApp テンプレート] ウィンドウで、テンプレートの左側にあるラジオ ボタンを選択します。

    4. 上部のリボンで [コンピューティング ポリシーを使用したタグ付け] をクリックします。

    5. [変更可能] チェックボックスをオンにして、[タグ] をクリックします。

  • VMware Cloud Director 10.4 では、サービス プロバイダはデフォルトで VMware Cloud Director Container Service Extension 仮想マシンにログインできない。

    VMware Cloud Director 10.4 では、VMware Cloud Director Container Service Extension 仮想マシンを OVA ファイルから展開した後、[仮想マシン設定] 画面の次の 2 つのチェックボックスはデフォルトでオフになります。

    • ローカル管理者パスワードを許可

    • パスワードを自動生成

    プロバイダが後で VMware Cloud Director Container Service Extension 仮想マシンにログインして、トラブルシューティング タスクを実行できるようにするには、これらのチェックボックスをオンにする必要があります。

    1. VMware Cloud Director ユーザー インターフェイスにサービス プロバイダとしてログインし、VMware Cloud Director Container Service Extension OVA ファイルから vApp を作成します。詳細については、VMware Cloud Director Container Service Extension サーバ OVA ファイルからの vApp の作成を参照してください。

    2. vApp を展開してからパワーオンするまでの間に、[仮想マシンの詳細] > [ゲスト OS のカスタマイズ] > [ローカル管理者パスワードを許可] および [パスワードを自動生成] の順に移動します。

    3. vApp の更新タスクが完了したら、vApp をパワーオンします。

  • ディスクのサイズを変更するには、組織 VDC で高速プロビジョニングを無効にする必要がある。

    1. プロバイダとして VMware Cloud Director ユーザー インターフェイスにログインし、[リソース] を選択します。

    2. [クラウド リソース] タブで、[組織 VDC] を選択し、組織 VDC を選択します。

    3. [組織 VDC] ウィンドウの [ポリシー][ストレージ] を選択します。

    4. [編集] をクリックし、[高速プロビジョニング] 切り替えをオフにします。

    5. 保存 をクリックします。

  • サービス プロバイダとしてログインしているときに、最新のユーザー インターフェイス プラグインをアップロードすると、[CSE 管理] タブが表示されなくなる。

    回避策:

    VMware Cloud Director に組み込まれている以前のユーザー インターフェイス プラグインを無効にします。

    1. プロバイダとして VMware Cloud Director ユーザー インターフェイスにログインし、[詳細] > [Customize Portal] の順に選択します。

    2. 対象のプラグインの名前の横にあるチェック ボックスを選択し、有効化 または 無効化 をクリックします。

    3. 新しく有効にしたプラグインの使用を開始するには、インターネット ブラウザ ページを更新します。

    注:

    名前または ID が同じでバージョンが異なる、有効なプラグインが複数ある場合は、最も低いバージョンのプラグインが使用されます。したがって、最も新しいバージョンのプラグインのみを有効にして、他のすべてのバージョンのプラグインを無効にします。

    プラグインの管理の詳細については、プラグインの管理を参照してください。

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