AWS アカウントと VMware Cloud Director 組織間の関連付けを削除するために、AWS アカウントをリセットできます。

AWS アカウントが VMware Cloud Director 組織間で共有されている場合、AWS S3 からバケットとオブジェクトをクリーンアップできません。

AWS アカウントが 1 つの VMware Cloud Director 組織に関連付けられている場合、必要に応じて AWS S3 からアカウントが所有するすべてのバケットとオブジェクトをクリーンアップできます。アカウントが所有するバケットとオブジェクトをクリーンアップしないことを選択した場合、リソースは AWS S3 に保存されたままになります。

前提条件

ユーザー アカウントが属する VMware Cloud Director 組織の VMware Cloud Director Object Storage Extension が無効になっていることを確認します。

手順

  1. VMware Cloud Director cloud provider admin portal にログインします。
  2. [その他の操作] ドロップダウン メニューから [オブジェクト ストレージ] を選択します。
  3. [テナント] タブで、AWS アカウントが属するテナント組織の名前をクリックします。
  4. ストレージ プラットフォーム カードで、[テナントのリセット] をクリックします。
  5. (オプション) AWS S3 からすべてのバケットとオブジェクトを削除するには、[すべてのバケットをクリーンアップ] を選択します。
    AWS S3 からのバケットとオブジェクトのクリーンアップには時間がかかります。ダイアログボックスを閉じて [テナント] タブに戻り、進行状況を確認できます。
    注: クリーンアップ操作が失敗した場合、 AWS アカウントのリセットも失敗します。

結果

操作の実行中にステータスが [削除中] になります。操作が正常に完了すると、ステータスが [無効] に変更されます。アカウントのリセットに失敗すると、ステータスが [異常] に変更され、エラー メッセージに考えられる問題の症状が示されます。

このアカウントが再利用または招待された場合、そのアカウントは組織単位から解放され、ルート組織プールに移動されます。

アカウントが招待された場合、そのアカウントはルート組織プールから削除されます。

次のタスク

アカウントが再利用または招待された場合、このアカウントを再利用して、別の VMware Cloud Director 組織ユーザーに VMware Cloud Director Object Storage Extension へのアクセスを提供できます。 AWS ユーザー アカウントの再利用を参照してください。

アカウントが招待された場合、そのアカウントを再利用できません。同じ AWS アカウントへの VMware Cloud Director Object Storage Extension へのアクセスを提供するには、そのアカウントを再招待します。AWS ユーザー アカウントの招待を参照してください。