VMware Cloud Director 10.2.2 以降で、すべてのアクティブな VMware Cloud Director セルの FIPS ステータスを確認するには、fips-status コマンドを使用します。このコマンドを使用しても、VMware Cloud Director アプライアンスの FIPS ステータスは表示されません。

Linux で VMware Cloud Director の FIPS モードを有効にする方法については、VMware Cloud Director Service Provider Admin ガイドFIPS モードの有効化を参照してください。

fips-status コマンドは、セル名、UUID、IP アドレス、FIPS ステータスなど、すべてのアクティブ セルの FIPS ステータス情報を表示します。

アプライアンス FIPS モードの詳細については、VMware Cloud Director アプライアンス FIPS モードの表示を参照してください。

JSON 形式でデータを受信するには、--json フラグを指定します。

手順

  1. VMware Cloud Director セルの OS に root として直接ログインするか、SSH クライアントを使用して接続します。
  2. すべてのアクティブ セルの FIPS ステータスを表示します。
    /opt/vmware/vcloud-director/bin/cell-management-tool fips-status
    表 1. セル管理ツールのオプションと引数、fips-status コマンド
    コマンド 引数 説明
    --help (-h) なし このカテゴリで使用可能なコマンドの概要を示します。
    --json なし 情報を JSON 形式で表示します。