セル管理ツールの import-trusted-certificatesコマンドを使用して、AMQP や VMware Cloud Director データベースなどの外部サービスへのセキュアな接続の確立に使用する証明書をインポートします。

外部サービスへのセキュアな接続を作成するには、 VMware Cloud Director で、外部サービスの証明書を固有のトラストストアにインポートして、そのサービスの有効な信頼チェーンを確立する必要があります。信頼されている証明書をセルのトラストストアにインポートするには、次の形式でコマンドを使用します。
cell-management-tool import-trusted-certificates options
表 1. セル管理ツールのオプションと引数、import-trusted-certificates サブコマンド
オプション 引数 説明
--help (-h) なし このカテゴリで使用可能なコマンドの概要を示します。
--force なし ターゲットのトラストストア内の既存の証明書を上書きします。
--source パス名 ソース PEM ファイルへのフル パス名。

信頼されている証明書のインポート

この例では、証明書を「 /tmp/demo.pem」から「 /opt/vmware/vcloud-director/etc/truststore.pem」の VMware Cloud Director のローカル トラストストアにインポートします。
[root@cell1 /opt/vmware/vcloud–director/bin]# ./cell-management-tool import-trusted-certificates --source /tmp/demo.pem