ロールとアクセス レベルに応じて、カタログをさまざまなユーザー、グループ、組織と共有できます。
前提条件
-
カタログ作成者またはそれと同等の権限セットを持つロールとしてログインしていることを確認します。
-
自分がカタログの所有者であることを確認します。
- カタログを他の組織と共有する場合は、システム管理者が組織の両方のカタログ共有オプションを有効にしていることを確認します。『VMware Cloud Director Service Provider Admin ガイド』の「VMware Cloud Director 組織のカタログの設定」を参照してください。
手順
- プライマリの左側ナビゲーション パネルで [Content Hub] を選択し、セカンダリ ナビゲーション パネルで [カタログ] を選択します。
カタログのリストがグリッド ビューに表示されます。
- 共有するカタログの左側にあるリスト バー () をクリックして、[共有] を選択します。
[カタログを共有] ウィンドウのグリッド ビューに、カタログにアクセスできるユーザーのリストが表示されます。
- カタログを共有するユーザーとグループを選択します。
オプション 説明 すべてのプリンシパル 組織内のすべてのユーザーおよびグループにアクセス権を付与します。 特定のプリンシパル カタログへのアクセス権を付与するユーザーまたはグループを選択します。 - アクセス レベルを選択します。
オプション 説明 読み取り専用 このカタログにアクセスできるユーザーは、カタログの vApp テンプレートおよび ISO ファイルへの読み取りアクセス権を有します。 読み取り/書き込み このカタログにアクセスできるユーザーは、カタログの vApp テンプレートおよび ISO ファイルへの読み取りアクセス権を所有し、vApp テンプレートおよび ISO ファイルをカタログに追加することができます。 完全コントロール このカタログにアクセスできるユーザーは、カタログのコンテンツおよび設定を完全にコントロールすることができます。 - (オプション) システム管理者によってこの組織の両方のカタログ共有オプションが有効に設定されている場合は、[組織] タブで、カタログを共有する組織を選択します。
注: [組織] タブは、 Service Provider Admin Portal でこの組織の両方のカタログ共有オプションが有効に設定されている場合にのみ表示されます。
- システム管理者は、[特定の組織と共有] オプションを使用して、サブプロバイダ組織と
Read-share
アクセスを共有できます。これにより、サブプロバイダがカタログを再共有できるようになります。他のすべてのロールでは、Read Only
アクセスのみを共有できます。カタログに対する
Read-share
アクセスが可能なサブプロバイダ組織にログインしている場合、サブプロバイダのテナントとのみカタログを再共有できます。注: 表示されるのは、自分のカタログ アクセス コントロール設定のみです。カタログに対するRead-share
アクセスをサブプロバイダと共有している一方で、そのテナントとはカタログを共有していない場合、サブプロバイダがカタログを再共有したときに、カタログがサブプロバイダのテナントと共有されたことを認識できないことがあります。たとえば、組織Tenant 1
にアクセスし、カタログに対するRead-share
アクセスを組織Sub-Provider 1
と共有している一方で、そのテナントとは共有していない場合、組織Tenant 1
では、カタログは常にSub-Provider 1
のテナントと共有されていないと表示されます。サブプロバイダがカタログを再共有した場合、共有ステータスは共有されません。サブプロバイダがカタログをテナントと再共有しているときに組織Sub-Provider 1
にアクセスした場合は、カタログがテナントと共有されていることを確認できます。また、Sub-Provider 1
のテナントの Tenant Portal にアクセスした場合、カタログのShare
モーダルを開くことができません。システム管理者が(サブプロバイダ組織ではなく)テナント組織にいる場合、次のオプションが表示されます。
オプション 説明 [共有しない] カタログを他の組織と共有しない場合は、このオプションを選択します。 [プロバイダが管理するすべての組織と共有] サブプロバイダや直接テナントなど、サービス プロバイダが直接管理するすべての組織とカタログを共有する場合は、このオプションを選択します。このオプションでは、サブプロバイダ組織のテナントは除外されます。 [特定の組織と共有] カタログを特定の組織と共有する場合は、このオプションを選択します。 このオプションを選択すると、カタログに対する
Read-share
アクセスを共有するサブプロバイダ組織を選択できます。このアクセス レベルでは、サブプロバイダはカタログをテナントと再共有できます。注: サブプロバイダ組織の システム管理者には、以下に説明する サブプロバイダ オプションも表示されます。 - サブプロバイダは、カタログに対する
Read Only
アクセスのみを共有できます。システム管理者がカタログに対するRead-share
アクセスを組織と共有している場合は、テナントとのみカタログを再共有できます。オプション 説明 [共有しない] カタログを他の組織と共有しない場合は、このオプションを選択します。 [プロバイダが管理するすべての組織と共有] 直接プロバイダ テナントやその他のサブプロバイダなど、サービス プロバイダが直接管理するすべての組織とカタログを共有する場合は、このオプションを選択します。このオプションでは、自分のテナントと他のサブプロバイダ組織のテナントが除外されます。 [管理対象の組織との共有] カタログをサブプロバイダ組織が管理するすべての組織と共有する場合は、このオプションを選択します。 [管理対象の組織およびプロバイダが管理するすべての組織との共有] サービス プロバイダが直接管理するすべての組織およびサブプロバイダが管理するすべてのテナント組織とカタログを共有する場合は、このオプションを選択します。 [特定の組織と共有] カタログを特定の組織と共有する場合は、このオプションを選択します。
- システム管理者は、[特定の組織と共有] オプションを使用して、サブプロバイダ組織と
- [保存] をクリックします。
結果
[カタログ] タブのグリッド ビューで、このカタログの [Shared
] ステータスが変更されます。