NSX for vSphere をアップグレードした後、vCenter Server および Platform Services Controller のアップグレード バンドルを適用できます。

アップグレード プロセス中に、一時的な IP アドレスを指定します。LCM はこの IP アドレスを使用して新しいアプライアンスを展開し、ソース アプライアンスから新たに展開されたアプライアンスにデータをコピーします。アップグレード後、新しいアプライアンスはソース アプライアンスの IP アドレスとネットワーク構成を継承します。

ソース アプライアンスはパワーオフされ、インベントリに残ります。これらの仮想マシンは削除することができます。ネットワーク カードが接続されている場合、これらの仮想マシンはアプライアンスと競合するため、パワーオンしないでください。

手順

  1. [Precheck(事前チェック)] をクリックして、vCenter Server のアップグレードの準備が整っていることを確認します。
    [View Status(ステータスの表示)] をクリックして、各コンポーネントのアップデート ステータスおよび実行されたテストを確認します。詳細を表示するには、横にある矢印をクリックしてテストを展開します。

    いずれかのテストが失敗した場合は、問題を修正してから、[Retry Precheck(事前チェックの再試行)] をクリックしてください。

    事前チェックの結果が [Precheck(事前チェック)] ボタンの下に表示されます。続行する前に事前チェックの結果が緑色で表示されていることを確認してください。事前チェックの失敗はアップデートの失敗につながる可能性があります。

  2. [Schedule(スケジュール設定)] をクリックしてメンテナンス期間に応じて特定の日時にアップデートするようにスケジュール設定します。
  3. [Introduction(はじめに)] 画面で内容を読んでから、[Next(次へ)] をクリックします。
  4. [Configure Target Appliance(ターゲット アプライアンスの構成)] 画面で、管理ドメインの IP アドレス範囲から使用可能な IP アドレスを入力します。
    この IP アドレスは、アップグレード プロセスでのみ使用されます。
  5. 管理ドメインのサブネット マスクとゲートウェイ IP アドレスを入力します。
  6. [Next(次へ)] をクリックします。
  7. 日付と時刻を選択し、[Next(次へ)] をクリックします。
  8. 表示される情報を確認し、[Finish(終了)] をクリックします。
    アップグレードは指定した日時に実行するようスケジュール設定されます。
  9. アップデートを監視します。Monitor Upgrade を参照してください。