VMware Cloud Foundation でのクラスタ化された Workspace ONE Access の動作状態を検証するために、ユーザー認証、システム健全性、および Active Directory との統合について動作検証の手順を実行します。

ローカル システム アカウントを使用することによるクラスタ化された Workspace ONE Access での認証の確認

組み込みの管理者アカウントにより、クラスタ化された Workspace ONE Access インスタンスがオンラインでありアクセスできることを確認します。

想定される結果

管理者アカウントを使用することにより、クラスタ化された Workspace ONE Access インスタンスで正常に認証できます。

手順

  1. クラスタ化された Workspace ONE Access インスタンス (https://<clustered_workspace_one_access_fqdn>/admin) に[システム ドメイン]admin としてログインします。
  2. [ダッシュボード] 画面が表示されることを確認します。

次のタスク

この手順の実行中に問題が発生した場合は、次に示すトラブルシューティングのヒントを使用してください。

トラブルシューティングのヒント

  • Workspace ONE Access アプライアンスがパワーオンされていること、および正しい認証情報が使用されていることを確認します。

クラスタ化された Workspace ONE Access のシステム健全性の確認

システム診断ダッシュボードで、クラスタ化された Workspace ONE Access インスタンスのシステム健全性パラメータを確認します。

想定される結果

システム診断ダッシュボードで、クラスタ化された Workspace ONE Access ノードのすべての健全性パラメータが想定どおりの値になっています。

手順

  1. admin アカウントと[ システム ドメイン] を使用して、クラスタ化された Workspace ONE Access ([https://<clustered_workspace_one_access_fqdn>/admin]) にログインします。
  2. メインのナビゲーションバーで、[ダッシュボード] ドロップダウン メニューから [システム診断ダッシュボード] を選択します。
  3. 左側のペインで、Workspace ONE Accessインスタンスをクリックし、ダッシュボードのパラメータを確認します。

    コンポーネント

    設定

    コネクタ - アプリケーション展開のステータス

    Web アプリケーションのステータス

    正常に接続しました

    Configurator - アプリケーション展開のステータス

    Web サーバのステータス

    実行中

    統合コンポーネント

    データベース接続

    接続テストが正常に行われました

    EhCache クラスタの診断

    機能しています

    Elasticsearch - 健全性

    RabbitMQ - ステータス

    OK

    ACS 健全性 - アプリケーション展開のステータス

    検証のステータス

    アクティブ

    Web アプリケーションのステータス

    正常に接続しました

    アプリケーション管理ツール - アプリケーション展開のステータス

    Web アプリケーションのステータス

    正常に接続しました

    Identity Manager の FQDN

    -

    Identity Manager の FQDN へ正常に接続しました

次のタスク

この手順の実行中に問題が発生した場合は、次に示すトラブルシューティングのヒントを使用してください。

トラブルシューティングのヒント

  • クラスタ化された Workspace ONE Access インスタンスが機能していることを確認します。

クラスタ化された Workspace ONE Access と Active Directory との統合の確認

クラスタ化された Workspace ONE Access インスタンスを Active Directory と統合している場合は、通信の同期ステータスと、すべてのコネクタが有効化されていることを確認します。

想定される結果

クラスタ化された Workspace ONE Access のステータスが Active Directory で Sync successful になっており、コネクタのステータスが Enabled になっています。

手順

  1. クラスタ化された Workspace ONE Access (https://<clustered_workspace_one_access_fqdn>/admin) に[システム ドメイン]admin としてログインします。
  2. メインのナビゲーション バーで、[ID およびアクセス管理] タブをクリックします。
  3. [ディレクトリ] タブをクリックし、Active Directory に関連付けられたドメインで Workspace ONE Access のステータスが Sync successful になっていることを確認します。
  4. [ID プロバイダ] タブをクリックし、Workspace ONE Access Connector のステータスが Enabled になっていることを確認します。

次のタスク

この手順の実行中に問題が発生した場合は、次に示すトラブルシューティングのヒントを使用してください。

トラブルシューティングのヒント

  • Workspace ONE Access インスタンスが動作していることを確認します。

  • Active Directory にアクセスできることを確認します。

vRealize Suite Lifecycle Manager の Workspace ONE Access PostgreSQL クラスタのステータスの確認

クラスタ化された Workspace ONE Access インスタンスの PostgreSQL クラスタの健全性を、vRealize Suite Lifecycle Manager を使用して確認します。

想定される結果

vRealize Suite Lifecycle Manager で、Workspace ONE Access の PostgreSQL クラスタの健全性ステータスが vIDM postgres cluster health status is ok になっています。

手順

  1. vRealize Suite Lifecycle Manager (https://<vrealize_suite_lifecycle_manager_fqdn>) に vcfadmin@local としてログインします。
  2. Workspace ONE Access でクラスタ健全性収集要求をトリガします。
    1. [マイ サービス] 画面で、[ライフサイクル操作] をクリックします。
    2. [ダッシュボード] 画面で、[環境の管理] をクリックします。
    3. [環境] 画面の [グローバル環境] カードで、[詳細表示] をクリックします。
    4. [VMware Identity Manager] セクションで、省略符号アイコンをクリックし、[クラスタの健全性のトリガ] を選択します。
    5. [健全性の収集のトリガ] ダイアログ ボックスで、[送信] をクリックします。
  3. Workspace ONE Accessのクラスタの健全性ステータスを確認します。
    1. vRealize Suite Lifecycle Manager ユーザー インターフェイスの右上隅で、[通知] アイコンをクリックします。
    2. Workspace ONE Access PostgreSQL クラスタのステータスが OK であることを確認します。

次のタスク

この手順の実行中に問題が発生した場合は、次に示すトラブルシューティングのヒントを使用してください。

トラブルシューティングのヒント

  • クラスタ化された Workspace ONE Access インスタンスと vRealize Suite Lifecycle Manager との間にネットワーク接続があることを確認します。

  • クラスタの健全性に問題がある場合は、VMware ナレッジベースの記事 75080 を参照してください。