VMware のファンドは、サービスや製品の購入に使用できる、VMware 固有のお支払い方法です。各ファンドは 1 つまたは複数のデポジットで構成されます。

ファンドに「資金」を追加する場合は、営業担当者に問い合わせて新しいデポジットを購入できます。デポジットは「クレジット」(VMware のサービスや製品の購入に利用できる資金)で構成されます。

関連付けられたファンドの詳細を確認したり、ファンドの設定を管理したりするには、VMware Connect ポータル(アクセス権限が必要)のファンド管理プラットフォームを使用します。詳細については、「[マイ ファンド] ページ、[ファンドの詳細] ページ、ナビゲーションの概要」を参照してください。

VMware のファンドを使用して Cloud Services やサブスクリプションの支払いを行うには、VMware Cloud services 組織に各ファンドを支払い方法として関連付ける必要があります。ファンドは、デフォルトの支払い方法として、または組織やサブスクリプションの 1 回の支払い方法として関連付けることができます。また、Cloud Services コンソールから直接、未払いの請求書に対する支払いを行うために使用することもできます。関連付けられたファンドで組織の費用を支払うには、ファンドにプラスの残高と十分な「資金」が必要です。

Cloud Services コンソールでファンドを関連付ける際には、次の点に注意してください。
  • ファンドを関連付ける組織内で、組織の所有者ロールが必要です。
  • VMware Cloud services 組織に関連付けることができるのは、VMware エンタイトルメント アカウント内のファンドのみです。
  • ファンドの通貨と販売ユニットは、組織のものと一致している必要があります。

組織でデフォルトの支払い方法として使用されている関連付けられたファンドが残高不足、期限切れ、または実体のない状態になった場合は、ファンドを別のファンド(残存ファンド)または別の支払い方法に置き換える必要があります。実体のないファンドは空のファンド グループであり、支払いフローの中断につながるため、すぐに置き換える必要があります。

組織の所有者ユーザーがファンドをタイムリーに管理できるように、VMware Cloud Services では組織内のファンドのステータスや変更に関する情報を E メールおよびアプリ内で通知します。詳細については、『VMware Cloud Services で VMware のファンドを管理する方法』を参照してください。