ワークロードの要件を十分に把握している新しい展開には、手動の高度なサイジングが適しています。高度なサイジングには追加の情報が必要ですが、完全なカスタマイズが可能であり、十分に把握しているアプリケーションを扱う場合に適しています。

手順

  1. https://vmc.vmware.com/sizer/home を新しいブラウザで開きます。
  2. [VMware Cloud Advanced Sizer][開始] をクリックし、[手動] を選択します。
  3. ドロップダウン メニューから関連する [ワークロード タイプ] を選択します。
  4. プロファイル名にはデフォルトの名前が指定されます。
  5. [Sizer の入力] で、[仮想マシンの合計数] を入力します。必要に応じて、[vCPU/pCore] を変更できます。
    VDI ワークロード タイプの場合は、各デスクトップ インスタンスにつき 1 台の仮想マシンを検討することができます。vCPU/pCore は、物理 CPU あたりの仮想 CPU のシェアを表します。
    注: ワークロード タイプとして [VDI - フル クローン] と [VDI - インスタント クローン] を選択した場合、[vCPU/pCore] オプションは表示されません。ワークロード タイプの詳細については、 VMware Cloud Quick Sizer へのアクセスを参照してください。
    1. ワークロードに関連する現在の CPU 使用率、メモリ、ストレージ、および I/O に関するリソース エントリをさらに入力する場合は、[追加] タブを選択します。入力値は Sizer によって事前定義されていますが、変更することもできます。
  6. 必要な [入力の平均] を入力します。
    1. vCPU/仮想マシン - 仮想マシン 1 台あたりの仮想 CPU のシェアを表します。
    2. vRAM/仮想マシン - 仮想マシン 1 台あたりに割り当てられている仮想 RAM の容量を表します。
    3. 使用されているストレージ/仮想マシン - 仮想マシン 1 台あたりに必要とされるストレージの合計の値を表します。ストレージの合計には、オペレーティング システムによって使用されるストレージと、仮想マシンで実行されるすべてのアプリケーションで必要とされるストレージが含まれます。
    注: Sizer には、入力値の平均を入力できる追加の機能があります。平均値が不明な場合は、入力値の合計を入力できます。
  7. 新しいワークロード プロファイルを追加するか、既存のワークロード プロファイルを複製できます。[別のワークロード プロファイルの追加] をクリックします。
    1. データを手動で入力するには、[手動データ] をクリックします。
    2. 既存のデータをインポートするには、[データのインポート] > [RVTools] または [Live Optics] をクリックします。RVTools と Live Optics の詳細については、VMware Cloud Advanced Sizer - クラシックを参照してください。
  8. [推奨の取得] をクリックします。
    1. [推奨] セクションでは、入力したリソースについて表示される計算値を確認できます。ドロップダウンから [ホスト タイプ (AWS)] を選択して、選択したホスト タイプの要件を反映させることもできます。ホスト タイプの詳細については、VMware Cloud on AWS のホスト タイプを参照してください。ホスト タイプに対して表示される現在のオプションは、[i3 インスタンス タイプ][i3en インスタンス タイプ] です。
    2. [追加情報] セクションには、リソースについて計算された値の詳細な内訳、SDDC とクラスタ、ヘッドルームと vSAN ポリシー、および考慮されたその他のサイジング前提条件に関連する情報が表示されます。このセクションに示されている各項目は、展開のリソースの見積もりを計算するときに指定した入力値に基づいています。
  9. レポートをダウンロードするには、[レポート (PDF) のダウンロード] をクリックします。
    注: ダウンロードしたレポートの有効期間は 30 日です。
  10. 見積もり対象の VMware Cloud on AWS SDDC の総所有コスト (TCO) を要求するには、[TCO の取得] をクリックし、[E メール経由で TCO を要求] を選択します。
    1. [名前][会社名]、および [連絡先] の詳細を入力します。
    2. 必要なサイジングの詳細を入力し、[保存] をクリックします。保存すると、サイジング要件を含むリクエストが作成され、VMware の担当者が返信します。レポートを生成するために、必要な詳細を含む E メールが VMware Cloud Sizer から TCO チームに送信されます。
  11. [独自の TCO を構築] をクリックして、独自の TCO を構築することもできます。
    注: Sizer ツールでは、エントリをプロジェクトとして保存することもできます。プロジェクト ワークフローの詳細については、 VMware Cloud Sizer での Sizer プロジェクトの作成と保存を参照してください。