Microsoft リモート デスクトップ サービス (RDS) ホストにより、ユーザーがクライアント デバイスからアクセス可能なデスクトップ セッションおよびアプリケーションが提供されます。公開デスクトップ プールまたはアプリケーション プールを作成する場合は、まず RDS ホストを設定する必要があります。 リモート デスクトップ サービス (RDS) ホストRDS ホストは、リモート アクセスのためのアプリケーションおよびデスクトップ セッションをホストするサーバ コンピュータです。RDS ホストには仮想マシンまたは物理サーバを使用できます。 リモート デスクトップ サービス (RDS) ホストで使用する Windows Server オペレーティング システムの準備Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2016 または Windows Server 2019 仮想マシンを RDS ホストとして使用するには、Horizon Agent を仮想マシンにインストールする前に、特定の手順を実行する必要があります。 Windows Server 2008 R2 へのリモート デスクトップ サービスのインストールリモート デスクトップサービス (RDS) は、Windows Server で設定できるロールの 1 つです。Windows Server 2008 R2 を実行する RDS ホストをセットアップするには、このロールをインストールする必要があります。 Windows Server 2012、2012 R2、2016 または 2019 へのリモート デスクトップ サービスのインストールリモート デスクトップサービスは、Windows Server 2012、2012 R2、2016 または 2019 に設定可能なロールの 1 つです。RDS ホストをセットアップするには、このロールをインストールする必要があります。 Windows Server 2008 R2 へのデスクトップ エクスペリエンスのインストール公開デスクトップとアプリケーション、および Windows Server を実行するシングルユーザー仮想マシンに展開された仮想デスクトップの場合、スキャナ リダイレクトを使用するには、RDS ホストおよびシングルユーザー仮想マシンにデスクトップ エクスペリエンス機能をインストールする必要があります。 Windows Server 2012、2012 R2、2016 または 2019 へのデスクトップ エクスペリエンスのインストール公開デスクトップとアプリケーション、および Windows Server を実行するシングルユーザー仮想マシンに展開された仮想デスクトップの場合、スキャナ リダイレクトを使用するには、RDS ホストおよびシングルユーザー仮想マシンにデスクトップ エクスペリエンス機能をインストールする必要があります。 ユーザーを単一セッションに制限するHorizon 7 は、RDS ホスト上でユーザーごとに最大 1 つのデスクトップ セッションおよび最大 1 つのアプリケーション セッションをサポートします。ユーザーを単一セッションに制限するように RDS ホストを構成する必要があります。Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012、および Windows Server 2012 R2 の場合、グループ ポリシー設定の Restrict Remote Desktop Services users to a single Remote Desktop Services session を有効にしてユーザーを単一セッションに制限することができます。この設定は、Computer Configuration\Administrative Templates\Windows Components\Remote Desktop Services\Remote Desktop Session Host\Connections フォルダにあります。Windows Server 2008 R2 の場合、次の手順を使用してユーザーを単一セッションに制限することができます。これは、Windows Server 2016 には適用されません。 リモート デスクトップ サービス ホストへの Horizon Agent のインストールHorizon Agent は、Connection Server と通信して、表示プロトコル PCoIP および Blast Extreme をサポートします。RDS ホストに Horizon Agent をインストールする必要があります。 Horizon Agent インストーラによるインストール済みコンポーネントの変更Horizon Agent インストーラを使用すると、Horizon Agent をインストールして再インストールすることなく、インストール済みのコンポーネントを変更できます。 リモート デスクトップ サービス ホストでのドレイン モードの設定RDS ホストをドレイン モード状態に設定できます。あるいは、再起動までドレイン モードに設定できます。RDS ホストをドレイン モード状態に設定すると、RDS ホストは新しい接続を開始できなくなりますが、既存のセッションはユーザーがログアウトするまで継続します。RDS ホストを再起動までドレイン モードに設定すると、再起動するまで RDS ホストはドレイン モード状態になります。 ネストされたセッション内で起動されたリモート アプリケーションからの印刷 Horizon Agent のインストール中に仮想印刷を有効にすると、リモート デスクトップ(ネストされたセッション)内の Horizon Client から起動したリモート アプリケーションから、ローカル クライアント マシンにあるプリンタに印刷できます。 公開デスクトップ セッションと公開アプリケーション セッションのタイムゾーン リダイレクトの有効化RDS ホストのタイムゾーンとユーザーのタイムゾーンが異なる場合、デフォルトでは、そのユーザーが公開デスクトップに接続するときに RDS デスクトップには RDS ホストのタイムゾーンの時間が表示されます。タイムゾーン リダイレクト グループ ポリシー設定を有効にすることにより、公開デスクトップにローカル タイムゾーンの時間を表示することができます。このポリシー設定はアプリケーション セッションにも適用されます。 アプリケーションで Windows ベーシック テーマを有効にするRDS ホスト上のデスクトップに接続したことがないユーザーが、RDS ホストでホストされているアプリケーションを起動した場合、Aero スタイル テーマをロードするように GPO 設定が構成されていても、アプリケーションに Windows ベーシック テーマは適用されません。Horizon 7 では、Aero スタイル テーマはサポートされませんが、Windows ベーシック テーマはサポートされます。アプリケーションに Windows ベーシック テーマを適用するには、別の GPO 設定を構成する必要があります。 Runonce.exe を開始するグループ ポリシーの構成デフォルトでは、Explorer.exe ファイルに依存する一部のアプリケーションは、アプリケーション セッションで実行できないことがあります。この問題を回避するには、runonce.exe を実行するように GPO 設定を構成する必要があります。 RDS ホスト パフォーマンス オプションパフォーマンス オプションを設定することで、Windows をフォアグラウンド プログラムまたはバックグラウンド サービス用に最適化できます。デフォルトでは、Horizon 7 により、サポートされている Windows Server のすべてのバージョンで、RDS ホストの特定のパフォーマンス オプションが無効になっています。 RDS ホスト用の 3D グラフィックスの構成RDS ホスト用の 3D グラフィックスが構成されている場合、アプリケーション プールのアプリケーションと RDS デスクトップで実行されているアプリケーションの両方で 3D グラフィックスを表示できます。 Horizon 7 での RDS CAL(接続デバイス数によるクライアント アクセス ライセンス)の概要RDS ホストで接続デバイス数によるライセンス モードが設定されている場合、Windows クライアント デバイスは、RDS ホスト上の公開デスクトップまたはアプリケーションに接続したときに RDS CAL(接続デバイス数によるクライアント アクセス ライセンス)を受け取ります。