View Composer リンク クローン デスクトップ プールを作成するとき、クローンのページング ファイルと一時ファイルを別のディスクにリダイレクトすることができます。このディスクは、親仮想マシン上のページング ファイルのサイズより大きくなるように構成する必要があります。

破棄可能ファイルとは別のディスクで構成されているリンク クローンがパワーオフされると、ディスクが再作成されます。この機能により、リンク クローンのサイズの拡大を抑えることができます。ただし、この機能は、破棄可能ファイル ディスクをクローンのページング ファイルを保持するのに十分な大きさに構成した場合にのみ機能します。

破棄可能ファイル ディスクを構成する前に、親仮想マシンの最大ページング ファイル サイズを記録します。リンク クローンのページング ファイル サイズは親仮想マシンと同じです。

ベスト プラクティスとして、スナップショットをとる前に pagefile.sys ファイルを親仮想マシンから削除して、すべてのリンク クローンのファイルの重複を回避します。親仮想マシンの構成を参照してください。

注: この機能は、仮想マシン スワップ ファイルのローカル ストレージの構成とは同じではありません。 View Composer リンク クローン用のローカル ストレージの構成を参照してください。

手順

  1. vSphere Client で、親仮想マシンを右クリックし、[コンソールを開く] をクリックします。
  2. [スタート] > [設定] > [コントロール パネル] > [システム] を選択します。
  3. [詳細設定] タブをクリックします。
  4. Performance(パフォーマンス) ペインで、[設定] をクリックします。
  5. [詳細設定] タブをクリックします。
  6. Virtual memory(仮想メモリ) ペインで、[変更] をクリックします。
    Virtual Memory(仮想メモリ) ページが表示されます。
  7. ページング ファイル サイズを、仮想マシンに割り当てられたメモリのサイズより大きい値に設定します。
    重要: [最大サイズ(MB)] の設定が仮想マシンのメモリ サイズより小さい場合は、大きい値を入力し、新しい値を保存します。
  8. 選択したドライブのページング ファイル サイズ ペインで構成されている [最大サイズ(MB)] の設定を記録します。

次のタスク

この親仮想マシンからリンク クローン プールを構成するときに、ページング ファイル サイズよりも大きい破棄可能ファイル ディスクを構成します。