Horizon 7 には、インスタント クローンまたはリンク クローン デスクトップ プールに必要なストレージの量を特定するのに役立つ大まかなガイドラインが用意されています。

ストレージのサイズ設定の表には、OS ディスク、Composer 通常ディスク(リンク クローン用のみ)、およびレプリカを格納するために選択するデータストア上の空き領域も表示されます。実際の空き領域をデスクトップ プールの見積もりの要件と比較することによって、どのデータストアを使用するかを決定できます。

Horizon 7 が使用する式は、ストレージ使用の一般的な見積もりを計算するだけです。クローンの実際のストレージの拡大は、次のような多くの要因に依存します。

  • 親仮想マシンに割り当てられたメモリの量
  • 更新操作の頻度(Composer リンク クローンのみ)
  • ゲスト OS のページング ファイルのサイズ
  • ページング ファイルと一時ファイルを個別のディスクにリダイレクトするかどうか(Composer リンク クローンのみ)
  • 個別の Composer 通常ディスクを構成するかどうか(Composer リンク クローンのみ)
  • デスクトップ マシン上のワークロード(主に、ユーザーがゲスト OS で実行するアプリケーションの種類によって決まります)
注: 数百または数千のクローンが含まれている展開では、特定のデータストアのセットが特定の ESXi クラスタ専用に使用されるようにデスクトップ プールを構成します。プールをすべてのデータストアにわたってランダムに構成することは避けてください。ほとんどまたはすべての ESXi ホストが、ほとんどまたはすべての LUN にアクセスしなければならなくなります。

特定の LUN 上の OS ディスクに書き込もうとする ESXi ホストが多すぎると、競合の問題が発生して、パフォーマンスが低下し、拡張性が妨げられることがあります。大規模な展開でのデータストアの計画の詳細については、『Horizon 7 アーキテクチャの計画』を参照してください。