セッション共同作業機能を使用する場合、E メールまたはインスタント メッセージ(Windows リモート デスクトップのみ)を送信するか、クリップボードにリンクをコピーしてユーザーに転送することで、ユーザーをリモート デスクトップ セッションに招待できます。
セッション共同作業機能には次の制限があります。
- 複数のモニターを使用している場合、プライマリ モニターにのみセッション共同作業者が表示されます。
- 共有するリモート デスクトップ セッションを作成するときに、VMware Blast 表示プロトコルを選択する必要があります。セッション共同作業機能は、PCoIP または RDP セッションに対応していません。
- H.264 ハードウェア エンコードに対応していません。セッション オーナーがハードウェア エンコードを使用しているときに、共同作業者がセッションに参加すると、両方ともソフトウェア エンコードに戻ります。
- 匿名で共同作業を行うことはできません。セッション共同作業者は、リモート デスクトップでサポートされている認証メカニズムを使用して識別できる必要があります。
- セッション共同作業者が Horizon Client for Windows、Mac、または Linux をインストールしているか、HTML Access を使用する必要があります。
- セッション共同作業者がサポート対象外の Horizon Client バージョンを使用している場合、共同作業のリンクをクリックすると、エラー メッセージが表示されます。
- セッション共同作業機能を使用して、公開されたアプリケーション セッションを共有できません。
前提条件
- 管理者は、セッション共同作業機能を有効にして構成する必要があります。
- 招待状を E メールで送信するには、E メール アプリケーションがインストールされている必要があります。
- Windows リモート デスクトップでの招待方法として IM を選択する場合は、Skype for Business をインストールして設定する必要があります。
手順
結果
招待状の送信後、VMware Horizon Collaboration のアイコンがデスクトップに表示され、セッション共同作業のユーザー インターフェイスがダッシュボードに変わり、共同作業セッションの現在の状態が表示されます。ここで、特定のアクションを実行できます。
セッション共同作業者が招待を受け入れ、Windows リモート デスクトップのセッションに参加すると、システム トレイの VMware Horizon Collaboration のアイコンが赤いドットで表示され、ユーザーの参加が通知されます。セッション共同作業者が招待を受け入れ、Linux リモート デスクトップのセッションに参加すると、プライマリ セッション デスクトップに通知が表示されます。
次のタスク
[VMware Horizon Collaboration] ダイアログ ボックスで、リモート デスクトップ セッションを管理します。「Horizon Windows Client での共有リモート デスクトップ セッションの管理」を参照してください。