Horizon 制御プレーンはクラウドホスト型の制御プレーンで、クラウド接続された Horizon 環境で使用される SaaS サービスを提供します。
Horizon 制御プレーンには、主に次の 2 つのユースケースがあります。
- Horizon Cloud Service (DaaS) をデプロイするためのプラットフォーム。現在、Horizon Cloud Service on Azure のみが使用可能です。
- Horizon 8 ポッドに接続して、オプションの共通 SaaS サービスを提供する制御プレーン。オンプレミスおよびパブリック クラウド SDDC にデプロイされた Horizon 8 ポッドは、Horizon 制御プレーンに接続し、追加の SaaS サービスを使用できます。
この出版物は、仮想デスクトップとアプリケーションを組織内のエンド ユーザーに大規模に提供し、Horizon 制御プレーンと Horizon Universal Console を使用してそれらの仮想デスクトップとアプリケーションを効率的に管理する管理者を対象としています。
Horizon 制御プレーンのメリット - ネイティブ Microsoft Azure デプロイ
このセクションでは、ネイティブ Microsoft Azure でのデプロイに対する次世代の Horizon 制御プレーンのメリットを示します。
これらは、追加の SaaS サービスを使用して Horizon 制御プレーンに接続する Horizon 8 ポッドの他のユースケースには適用されません。
注: その他の利用可能な機能については、『
Horizon Cloud Service - next-gen リリース ノート』の「
新機能」セクションを参照してください。
- 低コスト
- シン Edge インフラストラクチャとポッドレス デプロイを備えた Horizon Edge により、運用コストの削減、価値の提供までの時間の短縮、および Horizon インフラストラクチャ コンポーネントの排除によるメンテナンスの削減が実現します。
- 可視性とトラブルシューティングの向上
- すべてのプラットフォームで同じモデルを使用することで、 Workspace ONE Intelligence との統合によるプロアクティブなアラート機能と高度なレポート機能を使用し、可視性とトラブルシューティング機能を向上させています。
- 環境間にわたるシームレスな操作性と機能性
- 環境間での管理者およびエンドユーザーの操作性と機能性を共通化することで、管理を効率化し、エンドユーザーの生産性を向上させることができます。
- 高度な自動化
- API ベースのプラットフォームでは、高度な自動化と、Day 1 および Day 2 プロセスのためのサードパーティのアプリケーションとサービスとの統合をサポートします。
- これまでにないスケーラビリティ
- シン Edge アーキテクチャとクラウド ネイティブ アーキテクチャを備えた Horizon Edge は、あらゆるプラットフォームでスケーラビリティを高めます。
関連するソリューションの Horizon 8 ファミリのドキュメントを確認する場合は、Horizon ドキュメント - Horizon 8、Horizon Cloud Service、および Horizon Clients を参照してください。