このページの管理コレクションでは、第 1 世代のテナント環境のフリートに 1 つ以上のポッドがある場合の操作について説明します。このドキュメント ページは、ここでは主に管理コレクションのエントリ ページとして機能します。このコレクションには、Horizon Universal Console を使用して第 1 世代の制御プレーンにオンボーディングしたポッドを管理する Day-1 タスクと Day-2 タスクの両方に関するページが含まれています。

このページについて

注目: この情報は、第 1 世代の制御プレーンで第 1 世代のテナント環境にアクセスできる場合にのみ適用されます。 KB-92424 で説明されているように、第 1 世代の制御プレーンは提供終了 (EOA) となりました。詳細については、該当記事を参照してください。

2022 年 8 月の時点で、Horizon Cloud Service - next-gen は一般公開され、独自の『Horizon 制御プレーン next-gen の使用』ガイドを入手できます。

次世代と第 1 世代のどちらの環境を使用しているかは、環境にログインし、Horizon Universal Console ラベルに表示されるブラウザの URL フィールドのパターンで確認することができます。次世代環境の場合、コンソールの URL アドレスには /hcsadmin/ のような部分が含まれます。第 1 世代コンソールの URL の場合は、異なるセクション (/horizonadmin/) があります。

第 1 世代テナント管理の簡単な紹介


4 つのポッドが表示されている Horizon Universal Console の [キャパシティ] ページ

テナント環境全体は、VMware がホストするサービスと、適切にデプロイされ、サービスの制御プレーンに接続されたポッドのフリートで構成されます。

ポッド フリートと、制御プレーンが提供するクラウド ホスト型管理機能を使用するには、Horizon Universal Console(略して、コンソール)という名前のテナント環境の Web ベースの管理ポータルを使用します。主な概念の詳細については、サービス、クラウド制御プレーン、クラウド接続されたポッド、および関連概念の概要のページを参照してください。

ポッド フリート

テナントのポッド フリートは、次のいずれか 1 つ以上で構成されます。

Horizon ポッド
Horizon Connection Server ソフトウェアに基づくポッドです。
Horizon Cloud ポッド
Microsoft Azure での実行に特化した VMware Horizon Cloud のポッド マネージャ テクノロジーに基づくポッドです。

このドキュメント内の情報は、テナントのポッド フリート内に少なくとも 1 つのポッドがある場合の、Horizon Cloud 機能の使用方法について説明するものです。最初のポッドをテナントに追加する方法については、『デプロイ ガイド』のMicrosoft Azure および Horizon ポッドの Horizon Cloud へのデプロイとオンボーディングのトピックとそのサブトピックを参照してください。

ここで機能について読み、実際の環境で機能を表示されない場合

このドキュメントに記載された機能が実際にコンソールに表示されない場合、次の理由が考えられます。

  • これらのドキュメント ページには、サービスおよび制御プレーンの現在のリリースが反映されています。現在サポートされているリリース レベルに更新されていないポッド コンポーネントがあり、特定の機能が最新レベルに依存している場合、実際の環境ではこのガイドに記載されている内容が反映されないことがあります。
  • また、特定のリリースでは、Horizon Cloud に個別にライセンスされた機能が含まれている場合があります。お持ちのライセンスにそのような機能の使用が含まれる場合のみ、Horizon Universal Console にその機能に関連する要素が反映されます。
  • サービスには、テナントごとの要求によってのみ有効になる機能が含まれる場合があります。すべてのテナントに同じ機能が自動的に表示されるわけではありません。

Horizon Cloud ドキュメントに記載されている機能が環境内で表示されない場合は、VMware ナレッジベースの記事 KB2006985に記載されているように、サポート リクエストを発行します。

これらの管理トピックのリビジョン履歴

このドキュメントのトピック セットは、製品がリリースされるたびに、あるいは必要に応じて更新されます。これまでに行われた大幅な改訂のセットについては、リビジョン履歴 - 変更ログを参照してください。

対象読者

このドキュメントは、システム管理者としての経験があり、仮想マシン テクノロジーおよびデータセンターの運用に詳しい方を対象としています。

組織のニーズおよび動作しているポッドのタイプに応じて、次のソフトウェア製品、ソフトウェア コンポーネント、およびそれらの機能について理解しておくことは有用です。

  • VMware Horizon
  • VMware Horizon® Cloud Connector™
  • VMware Unified Access Gateway™
  • VMware Workspace ONE® Access™
  • VMware Workspace ONE Hub Services
  • VMware Workspace ONE® UEM
  • VMware Horizon® Client™
  • VMware Horizon® HTML Access™
  • VMware Cloud™ on AWS および Amazon Web Services EC2 (AWS EC2)
  • Microsoft Azure、およびその Marketplace
  • Azure VMware Solution (AVS)
  • Google Cloud Platform (GCP) および Google Cloud VMware Engine (GCVE)
  • Microsoft Active Directory
  • VMware Dynamic Environment Manager™

このドキュメントで使用するスクリーンショットについて

スクリーンショットは通常次のようになっています。

  • 説明に対応するユーザー インターフェイスの部分のみが表示されます。完全なユーザー インターフェイスが表示されるとは限りません。
  • データの匿名性を維持するため、適宜ぼかしを入れています。
注: 一部のスクリーンショットは高解像度で取得しています。このため、PDF を 100% で表示したときに、読みにくい場合があります。このような画像は、200% に拡大すると明瞭になり、読みやすくなります。

Horizon Cloud コミュニティ

以下のコミュニティを使用して質問をしたり、その他のユーザーからの質問への回答を検索したり、役に立つ情報へのリンクにアクセスしたりすることができます。

VMware サポートへのお問い合わせ

Horizon Cloud 環境でなにかお困りの場合は、VMware サポートにお問い合わせください。

  • My VMware® アカウントを使用して、オンラインで VMware サポートにサポート リクエストを発行するか、お電話でお問い合わせください。
  • KB 2144012 カスタマ サポートのガイドライン から、発生した問題に応じてサポートを受ける方法が参照できます。
  • 少なくとも 1 つのクラウド接続ポッドを構成した後、クラウドベースのコンソールにログインし、[Horizon Universal Console の円のヘルプ アイコン] > [サポート] をクリックするとサポート リクエストを発行できます。

これらの管理ガイドのドキュメント トピックで使用されているポッド関連の用語の選択

第 1 世代の Horizon Cloud のドキュメント ページ全体にわたり、以下の語句が見られます。これらの語句には、次のような意味があります。

Horizon ポッド
Horizon Connection Server ソフトウェアと関連ソフトウェア コンポーネントを使用して構築されたポッド。 Horizon Connection Server コンポーネントは、VMware がこのようなポッドの使用をサポートするインフラストラクチャで動作しています。 Horizon ポッドには、通常、VMware SDDC (Software-Defined Data Center) が必要です。VMware SDDC の例としては、オンプレミスの vSphere 環境、 VMware Cloud on AWS、Google Cloud VMware Engine (GCVE)、Azure VMware Solution (AVS) などがあります。
Horizon Cloud ポッド、Microsoft Azure 上の Horizon Cloud ポッド
Microsoft Azure サブスクリプションへのデプロイを自動化する第 1 世代の Horizon Cloud のポッド デプロイ ウィザードを実行して構成されるポッド。このタイプのポッドは第 1 世代の VMware Horizon Cloud ポッド マネージャ テクノロジーをベースとしており、Microsoft Azure でのみ実行できます。
注: Microsoft Azure 上の Horizon ポッドは、Azure VMware Solution (AVS) 上の Horizon ポッドとは別個のエンティティです。これら 2 つは完全に異なるテクノロジーに基づいています。1 つは Horizon Connection Server テクノロジーに基づいており、もう 1 つは Horizon Cloud ポッド マネージャ テクノロジーに基づいています。
コネクション ブローカ

コネクション ブローカーは、エンドユーザー クライアントを仮想デスクトップ仮想マシンまたはファーム仮想マシンに接続し、各エンドユーザーのクライアントと、接続した仮想マシンで実行されているエージェント間で接続セッションを設定します。英語のブローカ(名詞)には、一般的に、取引について交渉する人という意味があるため、この「ブローカ」(名詞)という言葉を使用しています。

デスクトップ仮想化ソフトウェアのユースケースでは、コネクション ブローカがエンドユーザーのクライアント要求を受信し、仮想デスクトップ仮想マシンまたはファーム仮想マシンとの接続を確立します。次に、コネクション ブローカは要求を適切にルーティングし、いずれか 1 台の仮想マシンで実行されているエージェントとそのエンドユーザー クライアント間の接続セッションをネゴシエートします。このネゴシエーションでは、ポッドプロビジョニングされ、エンド ユーザーが接続資格を付与されているリソースのタイプが考慮されます。

第 1 世代の Horizon 制御プレーン サービスの 1 つが Universal Broker サービスです。Universal Broker はマルチテナントのクラウドベース サービスであり、複数のポッドにまたがるリソースの仲介を可能にし、ユーザーとポッドの地理的サイトに基づいて仲介の決定を行います。

Horizon ポッドの Connection Server または Horizon Cloud ポッドのポッド マネージャ仮想マシンは、エンドユーザー クライアントからクライアントの接続要求を満たすポッド内のリソースへのルーティングを容易にするコンポーネントです。

VMware Information Experience 用語集

VMware Information Experience 用語集は、専門的な用語などを集約した用語集です。VMware の技術ドキュメントで使用されている用語の定義については、http://www.vmware.com/support/pubs をご覧ください。

VMware のプライバシー通知

VMware がこの製品を介して収集した情報をどのように処理するかについては、https://www.vmware.com/help/privacy.htmlを参照してください。