VMware Horizon デスクトップ レコーディング機能を使用すると、管理者はデスクトップ セッションをレコードして、Windows リモート デスクトップでのユーザーの動作を監視できます。
管理者は、レコードされたデスクトップ セッションでのユーザーの正確なキーストローク、カーソルとマウスのアクティビティ、ユーザーの動作を確認できます。デスクトップ レコーディングにより、ユーザーの動作に対するセキュリティと監査を強化できます。また、セッション中に発生したユーザー エクスペリエンスの問題のトラブルシューティングや再現にも役立ちます。管理者は、レコーディングの再生、保存、監査を行うことができます。
デスクトップ レコーディングは、次のコンポーネントから構成されています。
- [デスクトップ レコーディング サーバ]:保存と再生のため、セッションに関する情報と未加工のレコーディング データを収集します。
- [デスクトップ レコーディング エージェント]:ユーザー セッションをレコードし、デスクトップ レコーディング サーバにセッションを登録して、レコーディング データをアップロードします。
ユーザーがデスクトップにログインすると、デスクトップ レコーディングが自動的に開始し、[セッションはセキュリティ ポリシーに従ってレコードされています] というデフォルトのメッセージが表示されます。セッションが接続状態にある間、レコーディングが実行されます。ユーザーがログアウトするか、デスクトップから切断されると、レコーディングは停止します。ユーザーがデスクトップ セッションの画面解像度を変更すると、デスクトップ レコーディングは新しいレコーディング セグメントを作成します。レコーディング ファイルのサイズは、セッションの接続時間によって異なります。レコーディングは mp4 として保存されます。ローカルのプレーヤーで再生したり、デスクトップ レコーディングの Web コンソールで表示できます。
次の点に注意してください。
- RDSH デスクトップでは、デスクトップ レコーディング機能はサポートされていません。
- これは、この機能の初期バージョンのため、現在アップグレードはサポートされていません。