委任する管理の範囲を設定するには、[委任管理者の構成の追加] ワークフローを実行します。たとえば、特定の委任された管理者は一部のプールでの操作の実行に制限され、異なる委任された管理者は異なるプールに制限されることがあります。

[委任管理者の構成の追加] ワークフローの実行は、vRealize Orchestrator Plug-in for Horizon の構成に必要です。少なくとも、主要な管理者をプールに割り当てる必要があります。このワークフローを使用すると、管理者は分散管理が可能なプールと使用可能なワークフローを緊密に制御できます。

前提条件

  • vRealize Orchestrator サーバの管理者認証情報を把握していることを確認します。このアカウントは、vCenter Single Sign-On で認証するように構成された vRealize Orchestrator Admin グループのメンバーである必要があります。
  • vRealize Orchestrator Plug-in for Horizon に対してワークフローの表示と実行を行うためのアクセス権限を委任管理者グループに提供していることを確認します。vRealize Orchestrator Plug-in for Horizon ワークフローへのアクセス権限の提供を参照してください。
  • [構成での View ポッドの追加] ワークフローを実行して、ポッドに接続されていることを確認します。VMware Horizon 8 でのポッドへの接続の構成を参照してください。

手順

  1. 管理者として vRealize Orchestrator にログインします。
  2. vRealize Orchestrator[ワークフロー] ビューをクリックします。
  3. ワークフロー階層リストで、[ライブラリ] > [Horizon] > [構成] > [委任された管理の構成] を選択し、[委任された管理者構成の追加] ワークフローに移動します。
  4. ワークフローを右クリックし、[ワークフロー開始] を選択します。
  5. 次の情報を使用して、表示されたフォームに値を入力します。
    オプション アクション
    Horizon View ポッド ドロップダウン メニューから項目を選択します。構成での View ポッドの追加ワークフローによって項目がこのリストに追加されます。
    デスクトップ プール ID を選択 [未設定] をクリックして、[新しい値] ドロップダウン メニューから 1 つ以上のプールを追加します。
    アプリケーション プール ID を選択 [未設定] をクリックして、[新しい値] ドロップダウン メニューから 1 つ以上のプールを追加します。
    委任された管理者のユーザーまたはグループを追加しますか? ドロップダウン メニューから項目を選択します。ユーザーは、1 人ずつ追加しても、Active Directory からグループを追加しても構いません。
    注: グループを追加するには、 vRealize Orchestrator 6.0.4 以降のリリースを使用する必要があります。
    委任された管理者のユーザー/グループ名 [未設定] をクリックして、委任管理者グループに追加したユーザーまたはグループの名前を [フィルタ] テキスト ボックスに入力します。
    注: 委任管理者のユーザー名を追加し、そのユーザー名に特殊文字が含まれている場合、ワークフローでは成功したと報告されますが委任管理者構成は該当ユーザーに追加されません。
    グローバル資格を選択 クラウド ポッド アーキテクチャ 環境でポッド フェデレーション用にグローバル資格が生成され、付与されている場合にのみ表示)[未設定] をクリックして、[新しい値] ドロップダウン メニューから項目を追加します。
  6. ワークフローを実行するには、[送信] をクリックします。

結果

これで、選択した委任管理者ユーザーまたはグループがフォームで指定したデスクトップおよびアプリケーション プールを管理することができるようになります。