VMware Horizon 8 を FIPS モードでセットアップするには、最初に Windows 環境で FIPS モードを有効にする必要があります。その後、すべての VMware Horizon 8 コンポーネントを FIPS モードでインストールします。

VMware Horizon 8 を FIPS モードでインストールするオプションは、Windows 環境で FIPS モードが有効になっている場合にのみ使用できます。Windows での FIPS モードの有効化に関する詳細については、「 https://support.microsoft.com/en-us/kb/811833」を参照してください。
注: Horizon Console には、 VMware Horizon 8 が FIPS モードで実行しているかどうかは表示されません。

VMware Horizon 8 を FIPS モードでインストールするには、次の管理タスクを実行します。

  • Connection Server をインストールするとき、FIPS モードのオプションを選択します。「新しい構成での Horizon Connection Server のインストール」を参照してください。
  • レプリカ サーバをインストールするとき、FIPS モードのオプションを選択します。「Horizon Connection Server の複製インスタンスのインストール」を参照してください。
  • Horizon Agent マシンで強度の弱い暗号を無効にします。「SSL/TLS での強度の弱い暗号の無効化」を参照してください。
  • Windows マシンに Horizon Agent をインストールする場合は、FIPS モードのオプションを選択します。『Horizon 8 でのデスクトップとアプリケーション』ドキュメントで、Horizon Agent のインストールに関するトピックを参照してください。
  • Linux マシンに Horizon Agent をインストールする場合は、FIPS サポートを有効にするパラメータを使用します。『Horizon 8 でのデスクトップとアプリケーション』ドキュメントで、Horizon Agent のインストールに関するトピックを参照してください。
  • Windows クライアントの場合には、クライアント オペレーティング システムで FIPS モードを有効にし、Horizon Client for Windows のインストール時に FIPS モード オプションを選択します。『Horizon Client for Windows ガイド』ドキュメントを参照してください。
  • Linux クライアントの場合には、クライアント オペレーティング システムで FIPS モードを有効にします。『Horizon Client for Linux ガイド』ドキュメントを参照してください。