Integrated OpenStack Manager を使用して OpenStack クラウド インフラストラクチャをデプロイした後は、オプションの Object Storage コンポーネントを追加できます。オプションの Object Storage コンポーネントは、Integrated OpenStack Manager vApp をデプロイするときにロードされます。デプロイするには、別個の構成が必要です。

OpenStack Object Storage により、標準化サーバのクラスタを使用して冗長性のあるスケーラブルなデータ ストレージを作成し、ペタバイト単位のアクセス可能データを保存することができます。Object Storage では、集中制御なしの分散アーキテクチャを使用することにより、スケーラビリティ、冗長性、および永続性を高めています。オブジェクトは複数のハードウェア デバイスに書き込むことができ、OpenStack ソフトウェアを使用してクラスタ全体でのデータ レプリケーションを実行し、整合性を維持します。ストレージ クラスタは、新しいノードを追加することによって横方向にスケーリングされます。ノードで障害が発生すると、OpenStack は他のアクティブなノードから内容をレプリケートします。

重要:

Object Storage コンポーネントは、オプションのコンポーネントとして VMware Integrated OpenStack デプロイに追加できますが、VMware ではサポートしていません。