基本レイヤがサーバでアップデートされて少なくとも1 回 CVD でテストされた後、それを個々の CVD または複数の CVD に指定できます。
コレクションが定義されると、新しい基本レイヤを 1 回でコレクションのすべての CVD に指定できます。CVD コレクションでの作業を参照してください。
エンドポイントへのダウンロードは、新しいファイルおよび対象のエンドポイントの既存ファイルへの増分変更のみを転送します。
- ファイルが [レイヤ規則] の [ダウンロード禁止] 規則で定義されている。
- ファイルが [CVD ポリシーの詳細] の [保護されていない領域] で定義されている。
ソフトウェアまたはシステムのレジストリ キーと値が基本レイヤに存在する場合、[レイヤ規則] の [システム ハイブ] タブまたは [ソフトウェア ハイブ] タブにある 除外するレジストリ キー にレジストリ エントリが定義されていない限り、それらのレジストリ キーはターゲット エンドポイント内部の対応するレジストリ キーを上書きします。
ユーザー プロファイル (c:\users\john など) と対応するユーザー レジストリ ハイブは、基本レイヤのアップデート操作では上書きされません。
このプロセスは、古い基本レイヤを新しいものと交換し、基本レイヤをエンドポイントに指定して、そのエンドポイントをインスタンス化します。エンドポイントでの変更は、サーバ上のエンドポイント CVD に影響が及びます。
新しいまたはアップデートされた基本レイヤを適用する前に、Mirage サーバは CVD スナップショットを撮るので、アップデート後の問題が発生した場合、ロールバックすることができます。
基本レイヤのダウンロード前またはダウンロード中、Mirage は操作を続行するために十分なディスク領域があることを検証します。
同じインターフェイスが、複数の CVD またはコレクション用の基本レイヤを適用または変更するために使用されます。
レイヤの以前のバージョンが既に指定されたすべての CVD に既存の基本レイヤまたはアプリ レイヤをアップグレードできます。以前のレイヤ バージョンの指定を参照してください。
システム項目 | 検証の説明 |
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オペレーティング システム | CVD および新しい基本レイヤをチェックするシステムには、同じ OS およびタイプ(32 ビットまたは 64 ビット)があります。それらが異なると、システムは CVD をブロックして基本レイヤを受け取りません。 |
コンピュータ タイプ | システムは、同じコンピュータ タイプ(たとえば、ラップトップとデスクトップ)を CVD および基本レイヤが共有することをチェックします。それらが異なると警告が表示されます。基本レイヤがデスクトップおよびラップトップの両方をサポートするために準備された場合、承認して続行できます。 |
ベンダおよびモデル名 | システムは、基本レイヤおよび CVD が同じコンピュータ ベンダのものであることをチェックします。それらが異なると警告が表示されます。基本レイヤが異なるベンダ タイプをサポートするために準備された場合、承認して続行できます。 |
ドライブ レター | システムは、CVD に基本レイヤで必要となるドライブ レターが含まれることをチェックします。CVD に適切なドライブ レターがなければ、システムはこれらの CVD をブロックして基本レイヤを受け取りません。 |
前提条件
指定先 CVD とそのコンテンツはサーバで保護されるため、エンドポイント統合化が完了してから、基本レイヤを CVD へ指定します。以前の CVD の状態に戻すことができます。
手順
結果
管理者の手順は終了です。
クライアントが次に接続すると、ダウンロードしてスワップ操作が行われ、ユーザーは再起動を求められます。変更がダウンロードされるまで待機します。