ユーザーおよびアプリケーションは、基本レイヤまたはアプリ レイヤからプロビジョニングされたファイルおよびレジストリ設定に変更を行っている場合があります。これらの変更によって、しばしばデスクトップ操作で問題が生じます。ほとんどのケースでは、最初に CVD に指定したレイヤを強制することによって問題を解決できます。

このタスクについて

Mirage クライアントは、オリジナルのレイヤで CVD を再調整するために必要となる関連ファイルおよびレジストリ設定だけをダウンロードします。レイヤ コンテンツと競合しないユーザー プロファイル、ドキュメント、およびインストールされたアプリケーションは保持されます。

すべてのレイヤの強制は、CVD のマシン領域に置かれているユーザーがインストールしたアプリケーションを削除するために設定することもできます。たとえば、上書きまたは壊れたシステム ファイルのために、すべてのアプリケーションが動作しない問題のある CVD を修正するために、この機能は役立ちます。ユーザー アプリケーションの削除によって、現在の基本レイヤに存在しないマシン領域ファイルおよびレジストリ キーは、ユーザー領域ポリシーに定義されたファイルを除いて削除されます。

手順

  1. Mirage Web 管理で、レイヤを強制するデバイスを選択し、レイヤの強制 をクリックします。
  2. ユーザー アプリケーションのオプションを選択して、次へ をクリックします。

    オプション

    説明

    ユーザー アプリケーションを保持します

    システムは、ユーザー データを保持しながら、割り当てられたレイヤに適合するようにリストアされます。このオプションは、CVD 上でユーザー アプリケーションを維持し、ユーザー インストール アプリケーションを保持するために使用します。

    ユーザー アプリケーションを削除します

    システムは、ユーザー データを削除しながら、割り当てられたレイヤに適合するようにリストアされます。このオプションは、CVD からユーザー アプリケーションとユーザー インストール アプリケーションを削除するために使用します。

  3. 検証要約を使用して、対象デバイスを CVD と比較します。この要約は、追加の注意が必要となる潜在的な問題をユーザーに警告します。

    ブロック問題が解決されるまで次に進むことはできません。

  4. 確認メッセージで、完了 をクリックします。

    監査イベント トランザクションがデバイス情報リストに追加されます。