SNMP 設定を有効にし、重要度が「重大」、「高」、または「情報」のトラップを宛先のレシーバが送信するように設定します。
前提条件
- SNMP トラップのメカニズムについての知識を深めていただくことをお勧めします。SNMP トラップの操作を参照してください。
- SNMP レシーバが設定されていることを確認します。
- SNMP レシーバが OID を含むトラップを処理できるように、NSX Manager の MIB モジュールをダウンロードしてインストールします。http://kb.vmware.com/kb/1013445を参照してください。
手順
- vSphere Web Client で、 の順に移動します。
- [管理 (Manage)] タブをクリックします。複数の NSX Manager が使用可能な場合は、[NSX Manager]ドロップダウン メニューから NSX Manager の IP アドレスを選択します。
- [SNMP イベント (SNMP Events)] タブが選択されていることを確認します。
- [編集 (Edit)] をクリックして、SNMP を設定します。
オプション 説明 サービス SNMP トラップを送信します。
デフォルトでは、このオプションは無効です。
グループ通知 システム イベント用グループの事前定義セットで、発生したイベントをグループ化します。このオプションはデフォルトで有効です。
たとえば、システム イベントが特定のグループに属する場合、これらのグループ化したイベントについてはトラップが保留になります。5 分ごとに、NSX Manager から受信したシステム イベント数の詳細を含むトラップが送信されます。送信されるトラップ数を減らすことで、SNMP レシーバのリソースを節約することができます。
レシーバ トラップの宛先のレシーバを最大 4 つ設定できます。
SNMP レシーバを追加するときには、次のセクションを設定する必要があります。
[レシーバ アドレス]: レシーバ ホストの IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名です。
[レシーバ ポート]: SNMP レシーバのデフォルトの UDP ポートは 162 です。
[コミュニティ ストリング]: 通知トラップの一部として送信される情報です。
[有効]: このレシーバがトラップを送信することを示します。
- [OK] をクリックします。
結果
SNMP サービスが有効になり、トラップがレシーバに送信されます。
次のタスク
SNMP 設定が機能するかどうかを確認します。SNMP トラップ設定の確認を参照してください。