NSX Manager は、NSX Edge やハイパーバイザーなどから、「情報」、「警告」、および「重大」のシステム イベントを受信します。SNMP エージェントは、OID を含む SNMP トラップを SNMP レシーバに転送します。

SNMP トラップは SNMPv2c バージョンを使用する必要があります。SNMP レシーバがオブジェクト識別子 (OID) を含むトラップを処理できるように、トラップが管理情報ベース (MIB) に関連付けられている必要があります。

デフォルトでは、SNMP トラップのメカニズムは無効に設定されています。SNMP トラップを有効にすると、SNMP マネージャが膨大な数の通知を受け取ることがないように、重大な通知および重要度の高い通知のみが有効になります。IP アドレスまたはホスト名により、トラップのターゲットが指定されます。ホスト名がトラップのターゲット用として機能するには、Domain Name System (DNS) サーバに対してクエリを実行するようにデバイスが設定されている必要があります。

SNMP サービスを有効にすると、OID 1.3.6.1.6.3.1.1.5.1 を含む coldStart トラップが最初に送信されます。その後は、停止と開始が実行されるたびに、OID 1.3.6.1.6.3.1.1.5.2 を含む warmStart トラップが、設定されている SNMP レシーバに送信されます。

SNMP サービスが引き続き有効になっている場合は、OID 1.3.6.1.4.1.6876.4.190.0.401 を含むハートビート トラップの vmwHbHeartbeat が 5 分ごとに送信されます。サービスを無効にすると、、OID 1.3.6.1.4.1.6876.90.1.2.1.0.1 を含む vmwNsxMSnmpDisabled トラップが送信されます。このプロセスは、vmwHbHeartbeat トラップがサービスを実行したり無効にしたりしないように抑制します。

SNMP レシーバの値を追加、変更、または削除すると、OID 1.3.6.1.6.3.1.1.5.2 を含む warmStart トラップ、および OID 1.3.6.1.4.1.6876.90.1.2.1.0.2 を含む vmwNsxMSnmpManagerConfigUpdated トラップが、SNMP レシーバの新規セットまたは更新されたセットに対して送信されます。

注: SNMP のポーリングはサポートされません。