以前のバージョンの VMware NSX® Intelligence™ から NSX Intelligence 3.2 以降へのアップグレードは、現在インストールされている NSX Intelligence のバージョンによって異なります。
バージョン 3.2 以降、NSX Intelligence は、仮想マシンベースのアプライアンスから、マイクロサービス アーキテクチャに基づくプラットフォーム VMware NSX® Application Platform でホストされる最新のアプリケーションに移行しました。その結果、使用する必要がある NSX Intelligence のアップグレード パスは、インストールされている現在の NSX Intelligence バージョンによって異なります。
NSX Intelligence 3.2.0 でサポートされる直接アップグレード パスは、NSX Intelligence 1.2.x 以降のみです。NSX Intelligence 1.1 または 1.0 を使用する環境では、まずバージョン 1.2.x にアップグレードしてから、NSX Intelligence 3.2.0 にアップグレードする必要があります。
システムは、インプレース アップグレード モードのみをサポートします。アップグレード中は、NSX Intelligence サービスとユーザー インターフェイスを使用できません。NSX Intelligence 1.1.x 以前のアプライアンス ノードからのすべてのデータを保持するオプションがあります。
ネットワーク トラフィック データの移行は、NSX Intelligence バージョン 1.2 からバージョン 3.2 へのアップグレードの場合にサポートされます。
NSX Intelligence 3.2 以降にアップグレードするには、次の表で、現在のインストール環境に適合する NSX Intelligence アップグレード パスを見つけて、対応する手順を使用します。
アップグレード パス |
方法 |
|---|---|
NSX Intelligence 1.0.x からバージョン 3.2 以降へ |
|
NSX Intelligence 1.1.x からバージョン 3.2.0 |
|
NSX Intelligence 1.2.x からバージョン 3.2.0 |
NSX Manager ユーザー インターフェイスを使用して、NSX Intelligence 3.2.0 にアップグレードします。詳細については、ユーザー インターフェイスを使用した NSX Intelligence 1.2 のアップグレードを参照してください。 |
| NSX Intelligence 3.2.0 以降のバージョンから |
NSX Application Platform およびそれに関連付けられた NSX 機能（NSX Intelligence など）のアップグレードに関する詳細については、VMware NSX ドキュメント セットで、NSX 3.2 以降用に配布された『VMware NSX Application Platform の展開と管理』ドキュメントにある、NSX Application Platform のアップグレードに関するトピックを参照してください。 |
