VMware NSX® Application Platform の展開を開始する前に、その目的の概要と、プラットフォームを正常に展開するために満たす必要がある前提条件について理解しておく必要があります。

概要

NSX Application Platform は、 NSX-T 環境内のネットワーク トラフィック データを収集、取り込み、相互に関連付ける次の NSX 機能をホストする最新のマイクロサービス プラットフォームです。
  • VMware NSX® Intelligence™
  • VMware NSX® Network Detection and Response™
  • VMware NSX® マルウェア防止
  • VMware NSX® Metrics

ネットワーク トラフィック データが作成、キャプチャ、分析されると、NSX Application Platform は、これらのデータを多用する機能およびそれらをサポートするコア サービスのニーズを満たすためにスケール アウトできるプラットフォームを提供します。

次に、これらの NSX 機能で使用されるコア サービスの一部を示します。これらのサービスは、必要に応じてスケール アウトできます。
  • メッセージング
  • 分析
  • データ ストレージ
  • メトリック

NSX Application Platform は、NSX-T Data Center 3.2 以降で使用できます。システムの最小前提条件を満たし、以前の NSX Intelligence インストールから移行する既存の分析データを準備したら、NSX Manager ユーザー インターフェイスを使用してプラットフォームを展開できます。

プラットフォームが展開されたら、前述の NSX 機能のいずれかを有効にできます。各機能を有効にするには、各機能に割り当てられたシステムの前提条件も満たしている必要があります。これらの機能の簡単な説明については、NSX Application Platform で使用可能な NSX 機能を参照してください。