vSphere 環境に NSX-T をインストールする基本的な手順は、NSX Manager 仮想マシンの展開、ESXi ホストのホスト トランスポート ノードへの変換、NSX Edge 仮想マシンの展開です。 手順 1:NSX Manager の展開NSX Manager は、NSX-T 環境の管理に使用するアプリケーションです。本番環境でフォルト トレランスを実現するには、3 つの NSX Manager ノードから構成されるクラスタを展開し、各ノードをそれぞれ別の ESXi ホストで実行する必要があります。 手順 2:VDS の構成既存の VDS を使用することも、新しい VDS を構成することもできます。既存の VDS を使用する場合は、MTU を 1600 以上に設定する必要があります。 手順 3:アップリンク プロファイルの作成とホスト トランスポート ノードの構成ホストを NSX-T 環境の一部にするには、NSX-T モジュールをホストにインストールする必要があります。インストール後のホストは、ホスト トランスポート ノードと呼ばれます。 手順 4:NSX Edge ノードの展開と Edge クラスタの作成NSX Edge ノードで、ほとんどのネットワーク サービスとセキュリティ サービスが実行されます。 手順 5、6、7:ゲートウェイとセグメントの構成セグメントは、仮想マシンが接続できる論理スイッチです。Tier-1 ゲートウェイは、セグメント間でトラフィックをルーティングします。Tier-0 ゲートウェイは、Tier-1 ゲートウェイを物理ルーターに接続します。これにより、セグメントが外部接続を確立します。 手順 8:East-West 接続と North-South 接続のテストping コマンドを使用して、East-West 接続と North-South 接続のテストを実行できます。