NSX Manager ユーザーインターフェイスで機能にアクセスしようとすると、ライセンスのコンプライアンスが適用されます。ライセンスの適用は、機能や時間に基づいて行われます。

割り当てられた有効なライセンスは、NSX Manager ユーザー インターフェイスで使用を許可する機能のリストを決定めるために使用されます。新しいユーザーの場合、購入したライセンス エディションで使用可能な機能にのみアクセスできます。現在のライセンスに対して有効でない機能にアクセスしようとすると、次のスクリーンショットのようなメッセージが表示されます。


[セキュリティ] > [分散 IDS/IPS] タブに、現在のライセンスでアクセス可能な機能へのアクセスが許可されていない場合に表示されるメッセージが示されています。

現在の NSX 環境は、有効になっているライセンスに関係なく、NSX 4.2 以降にアップグレードできます。同様に、有効になっているライセンスに関係なく、バックアップまたはリストア操作を実行できます。ただし、アップグレード、バックアップ、バックアップのリストアに成功した後、NSX 環境に現在割り当てられている有効なライセンスに基づいてライセンスが適用されます。

割り当てられたライセンスが期限切れか、無効になると、NSX は猶予期間に入ります。猶予期間の詳細については、「NSX ライセンスについて」の「猶予期間」セクションを参照してください。

さまざまな VMware NSX ライセンス エディションでサポートされている機能のリストは、『NSX の機能とエディションのガイド』で入手できます。

ライセンス キーの追加方法については、ライセンス キーの追加とライセンス使用レポートの生成を参照してください。また、NSX Manager のインストール時に使用されるデフォルトのライセンス(NSX for vShield Endpoint)の制限についても確認できます。