プロファイルは、セグメントおよびネットワーク サービスで作成された設定のコンポジットを提供します。また、ビジネス ポリシーおよびファイアウォール ルールの設定も追加します。

注: カスタマー サポート権限を持つユーザー ID を使用してログインしている場合は、 SD-WAN Orchestrator オブジェクトのみを表示できます。新しいオブジェクトを作成したり、既存のオブジェクトを設定/更新したりすることはできません。

次のタスクを実行して、新しいプロファイルを設定します。

  1. プロファイルの作成
  2. デバイスの設定
    1. プロファイルでのセグメントの割り当て
    2. 認証設定
    3. DNS の設定
    4. インターフェイスの設定
  3. プロファイルのクラウド VPN の設定
  4. プロファイル用のビジネス ポリシーの設定
  5. プロファイルのファイアウォールの設定

新しく設定されたプロファイルは、[プロファイルの概要 (Profile Overview)] ページで確認できます。このページにアクセスするには、[設定 (Configure) > プロファイル (Profiles)] の順に移動し、必要なプロファイルを選択します。[プロファイルの概要 (Profile Overview)] ページが表示されます。このページでは、プロファイルの名前と説明、プロファイルにアクセスするためのローカルの認証情報、プロファイルに対して有効になっている Edge モデル、プロファイル用に設定されたネットワーク サービス、プロファイルに割り当てられたセグメントなど、すべての設定を確認できます。

プロファイルの作成

新規インストールが完了すると、SD-WAN Orchestrator にはセグメントベースの事前定義済みプロファイルがあります。

新しいプロファイルを作成するには、次の手順を実行します。

  1. [設定 (Configure)] > [プロファイル (Profiles)] の順に移動し、[新規プロファイル (New Profile)] をクリックします。
  2. [新規プロファイル (New Profile)] ダイアログで、適切なテキスト ボックスにプロファイル名と説明を入力します。
  3. [作成 (Create)] をクリックします。

新しく追加されたプロファイルは、[設定プロファイル (Configuration Profiles)] ページのプロファイルのリストに表示されます。

プロファイルの変更

エンタープライズ管理者は、手動でプロファイルを Edge に割り当てることができます。

これが必要になるシナリオの 1 つは、Edge ステージング プロファイルを使用する場合です。この場合、ゼロタッチ プロビジョニングにより、Edge はデフォルトでステージング プロファイルに対して有効になります。エンタープライズ管理者は、最終的な本番プロファイルを Edge に手動で割り当てる必要があります。プロファイルを手動で割り当てる方法については、新しい Edge のプロビジョニングを参照してください。

config-profiles-edge-staging-profile

ローカル認証情報の設定

ローカル認証情報を使用して、SD-WAN Orchestrator からプロファイルにアクセスします。

SD-WAN Orchestrator を新しくインストールすると、デフォルトのユーザー名が「admin」で、ランダムに生成されたパスワードを持つローカル認証情報がプロファイルに割り当てられます。SD-WAN Orchestrator に初回ログイン時にローカル認証情報を変更できます。

注: 読み取り専用およびカスタマー サポート アクセス権を持つエンタープライズ ユーザーは、パスワードを表示または変更できません。

プロファイル レベルでローカル認証情報を変更するには、次の手順を実行します。

  1. SD-WAN Orchestrator から、[設定 (Configure)] > [プロファイル (Profiles)] の順に移動します。
  2. ローカル認証情報を変更するプロファイルをクリックします。
  3. [プロファイルの概要 (Profile Overview)] タブで、[変更 (Modify)] をクリックします。[ローカル設定の認証情報 (Local Configuration Credentials)] モーダル ポップアップが表示されます。
  4. [ユーザー (User)] フィールドに、必要なユーザー名を入力します。
  5. [パスワードの変更 (Change Password)] チェックボックスをオンにして、選択した新しいパスワードを入力します。目のアイコンをクリックすると、パスワードが表示されます。
    注: 4.5 リリース以降では、パスワードに特殊文字「<」を使用することはサポートされなくなりました。ユーザーが以前のリリースでパスワードに「<」を使用している場合、ページでの変更を保存するにはこの文字を削除する必要があります。
  6. [送信 (Submit)] をクリックします。

更新された認証情報は、プロファイルおよび関連するすべての Edge に適用されます。プロファイルのデフォルトのローカル認証情報を変更せずに新しい Edge をプロファイルに追加すると、Edge のローカル認証情報はプロファイルのローカル認証情報と一致しません。Edge レベルでローカル認証情報を変更する必要があります。詳細については、Edge のプロパティを参照してください。