個々の仮想マシンの IP 設定は、保護サイトとリカバリ サイトの両方で手動でカスタマイズできます。
手順
- vSphere Client で、 の順にクリックします。
- Site Recovery の [ホーム] タブで、サイト ペアを選択し、[詳細表示] をクリックします。
- [リカバリ プラン] タブを選択し、リカバリ プランをクリックして、[仮想マシン] を選択します。
- 仮想マシンを右クリックして、[リカバリの構成] をクリックします。
- [IP カスタマイズ] タブをクリックして、[手動の IP カスタマイズ] を選択します。
- IP 設定を変更する NIC を選択します。
- 保護サイトとリカバリ サイトのどちらに IP 設定を構成するかに応じて、保護サイトの [構成] またはリカバリ サイトの [構成] をクリックします。
- IPv4 設定を構成するには、[IPv4] タブをクリックして、[DHCP] を選択、または静的アドレスを使用するには IP アドレス、サブネット情報およびゲートウェイ サーバ アドレスを入力します。
または、仮想マシンがパワーオンされていて、VMware Tools がインストールされている場合、
[取得] をクリックして、仮想マシンに構成されている現在の設定をインポートできます。
- IPv6 設定を構成するには、[IPv6] タブをクリックして、[DHCP] を選択するか、または IP アドレス、サブネット情報およびゲートウェイ サーバ アドレスを入力して静的アドレスを指定します。
または、仮想マシンがパワーオンされていて、VMware Tools がインストールされている場合、
[取得] をクリックして、仮想マシンに構成されている現在の設定をインポートできます。
- DNS を構成するために、[DNS] タブをクリックします。
- DNS サーバの検出方法を選択します。
DHCP を使用して DNS サーバを検出するか、プライマリ DNS サーバおよび代替 DNS サーバを指定できます。
- DNS サフィックスを入力して [追加] をクリックするか、既存の DNS サフィックスを選択して [削除]、[上へ移動]、または [下へ移動] をクリックします。
または、仮想マシンがパワーオンされていて、VMware Tools がインストールされている場合、
[取得] をクリックして、仮想マシンに構成されている現在の設定をインポートできます。
- [WINS] タブをクリックして、プライマリ WINS アドレスとセカンダリ WINS アドレスを入力します。
WINS タブは、Windows 仮想マシンの DHCP または IPv4 アドレスを構成する場合にのみ使用できます。
- 手順 7 から手順 10 を繰り返し、必要に応じてリカバリ サイトまたは保護サイトの設定を構成します。
たとえば、リカバリ サイトの IP 設定を構成したら、保護サイトの IP 設定を構成できます。リカバリ サイトの設定はリカバリ中に適用されます。保護サイトの設定はフェイルバック中に適用されます。
- 必要に応じて、他の NIC に対する構成プロセスを繰り返します。
結果
注: 手動で IP カスタマイズを定義した仮想マシンは、リカバリ中の IP マッピング ルールの評価の対象ではありません。手動で指定した IP 構成は IP マッピング ルールよりも優先されます。