再保護を実行できるのは、特定の前提条件を満たす場合のみです。
vSphere Replication 保護グループが含まれているリカバリ プランで再保護を実行できます。
再保護を実行する前に、前提条件を満たす必要があります。
- 計画移行を実行し、リカバリ プランのすべての手順が正常に完了していることを確認します。リカバリ中にエラーが起こった場合、エラーの原因となった問題を解決して、リカバリを再実行する必要があります。リカバリを再実行する際、それまでに成功していた操作は省略されます。たとえば、正常にリカバリされた仮想マシンは、再びリカバリされることはなく、中断なしで処理が続行されます。
- 元の保護サイトが使用できる必要があります。vCenter Server インスタンス、ESXi サーバ、Site Recovery Manager Server インスタンス、vSphere Replication サーバ、および対応するデータベースが利用可能でなければなりません。
- ディザスタ リカバリ操作を実行した場合、両方のサイトが再び実行されたら計画移行を実行する必要があります。計画移行中にエラーが発生した場合、エラーを解決して成功するまで計画移行を再実行する必要があります。
特定の状況では、再保護は実行できません。
- リカバリ プランを完了しようとすると必ずエラーが発生する。再保護を行うには、リカバリ プランのすべての手順が正常に完了している必要があります。
- 元のサイトをリストアできない。たとえば、物理的な大災害により元のサイトが完全に使用できなくなっている場合など。