いくつかの ThinApp パラメータを使用して、プリンタを構成したり、カット アンド ペースト オプションを無効にしたり、コンピュータやグループ SID の設定を指定することができます。また、ステータス バーに表示するユーザー名を変更することもできます。 DisableCutPaste パラメータThinApp アプリケーションでカット アンド ペーストオプションを無効にするには、DisableCutPaste パラメータを使用します。 LoadDotNetFromSystem パラメータLoadDotNetFromSystem パラメータは、ThinApp アプリケーションが、ThinApp アプリケーションにある .NET インストールではなく、ユーザーのシステムに存在する .NET インストールを使用することを指定するものです。 PermittedComputers パラメータPermittedComputers パラメータを使用すると、仮想アプリケーションの使用を許可されるコンピュータの Active Directory グループのセットを少数に制限することで、セキュリティの強化が図れます。 Services パラメータServices パラメータは、ThinApp パッケージをシステム サービスとして登録する方法を指定します。 StatusbarDisplayName パラメータStatusbarDisplayName パラメータにより、ThinApp アプリケーションの開始ダイアログ ボックスのステータス バーにアプリケーションのタイトルが表示されます。この値を変更して、ステータス バーに別のアプリケーション名を表示することができます。 DisableTransactionRegistry パラメータDisableTransactionRegistry パラメータを使用して、書き込み操作中にアプリケーションに障害が発生した場合、電源の障害が発生した場合、または ThinApp パッケージに存在するリムーバブル ディスク上のディスク フラッシュが不完全な場合に、データの破損を防止します。 PreventDLLInjectionPreventDlInjection パラメータを使用することにより、別の外部アプリケーションが SetWindowHook を呼び出してグローバル フックを設定するときに、ThinApp ランタイムが DLL を読み込まないようにすることができます。 ProcessExternalNameBehavior パラメータProcessExternalNameBehavior パラメータを使用して、子プロセスと親プロセスと区別できるようになります。 PreventDllInjectionExceptions パラメータPreventDlInjectionExceptions パラメータは、PreventDlInjection パラメータが 1 に設定されている場合にのみ使用できます。PreventDlInjectionExceptions パラメータを設定すると、PreventDlInjection が true に設定されている場合でも、指定した dll ファイルを読み込めるようになります。 LargeAddressAware パラメータLargeAddressAware パラメータを使用して、32 ビットと 64 ビットの両方のオペレーティング システムにインストールするアプリケーションをキャプチャできます。 PermittedComputers パラメータキャプチャしたアプリケーションが起動されると、PermittedComputers パラメータにより、そのコンピュータが指定された Active Directory グループのメンバーになっているかどうかが検証されます。コンピュータが Active Directory グループのメンバーでない場合、ThinApp はアプリケーションを起動しません。 PermittedComputersAccessDeniedMsg パラメータPermittedComputersAccessDeniedMsg パラメータを使用して、ユーザーにエラー メッセージを表示することができます。エラー メッセージは、システムが PermittedComputers のメンバーでない場合にのみ表示されます。ただし、このエラー メッセージは数秒後に自動的に消えます。 PermittedComputersOfflineAccess パラメータPermittedComputersOfflineAccess パラメータを有効にすると、ドメイン コントローラで許可されたコンピュータ グループに含まれるコンピュータからオフライン モードで仮想アプリケーションにはアクセスできなくなります。パラメータが有効でない場合は、許可されたコンピュータから引き続き仮想アプリケーションを使用できます。 IgnoreDDEMessages パラメータInternet Explorer 6 の仮想化パッケージに対して、IgnoreDDEMessages パラメータが自動的に設定されます。このパラメータが設定されている場合、アプリケーションはアプリケーションが受信する DDE メッセージを無視します。IgnoreDDEMessages を使用して、ドキュメントのオープン操作が、仮想アプリケーションではなくネイティブ アプリケーションで常に開始するようにすることができます。 Comment パラメータComment はエントリ ポイントごとに指定され、ユーザーがマウスをエントリ ポイントのショートカットの上に置くときに表示される内容を決定します。何も指定しない場合は、エントリ ポイントへのパスが表示されます。 CopyManifestData パラメータCopyManifestData パラメータを使用して、ソースの実行可能ファイルから、Package.ini ファイルに記載されている ThinApp ショートカットの実行可能ファイルに、アプリケーションのマニフェスト データをコピーします。 DllNamesMapDllNamesMap パラメータは、短いファイル名と対応する長いファイル名が一致しないために、仮想アプリケーションが正常に動作しない場合に使用されます。このパラメータを使用して、ファイルの短縮名をファイルの長い名前にマッピングすることができます。 EnableExternalHookInterception一部のアプリケーションは、システムに追加のフック DLL をインストールします。フック DLL は ThinApp 内の子プロセスの作成に干渉するため、仮想アプリケーションに障害が発生する原因となります。フック DLL が存在する場合にアプリケーションが失敗しないようにするために、このパラメータを使用できます。 IgnoreFolderSecurityIgnoreFolderSecurity パラメータは、特定のフォルダのセキュリティ例外を許可するために使用されます。 DisableWriteDACサンドボックスがネットワーク上の場所にあり、ユーザーがその場所に対する WRITE_DAC 権限を持っていない場合、アクセスが拒否されました というエラー メッセージが表示され、ThinApp を使用して仮想化されたアプリケーションでは一部のファイルを開くことができません。この問題を解決するには、DisableWriteDAC パラメータが使用されます。