VMware Workspace ONE® Access™ Connector は、Active Directory、RSA SecurID®、VMware Horizon® などのオンプレミス インフラストラクチャと統合してディレクトリ統合、ユーザー認証、および仮想アプリケーションの統合を提供する VMware Workspace ONE Access(以前の VMware Identity Manager™)のオンプレミス コンポーネントです。

コネクタには、次のエンタープライズ サービスが含まれています。

  • ディレクトリ同期サービス

    Active Directory または LDAP ディレクトリのユーザーを Workspace ONE Access サービスに同期します。

  • ユーザー認証サービス

    パスワード(クラウド デプロイ)、RSA SecurID(クラウド デプロイ)、RADIUS(クラウド デプロイ)を含む、コネクタベースの認証方法を提供します

  • Kerberos 認証サービス

    内部ユーザー用の Kerberos 認証を提供します

  • 仮想アプリケーション サービス

    VMware Horizon および Citrix® 展開から Workspace ONE Access サービスに仮想アプリケーションを同期します。

    注: Universal Broker を使用した Microsoft Azure 上の Horizon Cloud Service との統合は、Horizon Cloud 管理コンソールから構成され、仮想アプリケーション サービスを必要としません。仮想アプリケーション サービスは、Horizon Cloud Service on IBM Cloud またはシングル ポッド ブローカを使用した Horizon Cloud Service on Microsoft Azure との統合をサポートしていません。

    仮想アプリケーション サービスは、VMware ThinApp との統合をサポートしていません。ThinApp パッケージ アプリケーションを統合するには、VMware Identity Manager Connector (Linux) バージョン 2018.8.1.0 を使用します。

エンタープライズ サービスは、個別の Windows Server にインストールすることも、同じサーバにまとめてインストールすることもできます。コネクタをインストールするときに、インストールするサービスを選択します。サービスは互いに独立して実行され、個別に停止、開始、および管理できます。

Kerberos 認証サービスを除くすべてのサービスはアウトバウンドで、インバウンド接続を必要としません。

Workspace ONE Access は、Windows Server にのみインストールできます。サポートされているバージョンについては、Workspace ONE Access Connector 21.08 のシステム要件を参照してください。

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