Workspace ONE Access サービスは、必要に応じて、使用可能な最新のバージョンではなく特定のバージョンにオンラインでアップグレードできます。

注: 使用可能な最新のバージョンにアップグレードする方法については、 Workspace ONE Access 23.09 へのオンライン アップグレードの実行を参照してください。

前提条件

  • アップグレード ガイドの適切なバージョンに記載されている前提条件を満たしていることを確認します。Workspace ONE Access ドキュメント センターからアップグレード ガイドにアクセスできます。
  • 仮想アプライアンスがパワーオンされていること、そして機能していることを確認。

手順

  1. Workspace ONE Access 仮想アプライアンスに root ユーザーとしてログインします。
  2. 次の updatemgr.hznコマンドを実行します。
    /usr/local/horizon/update/updatemgr.hzn updateinstaller
  3. 次のコマンドを実行して、アプライアンスを特定のバージョンに更新します。
    /usr/local/horizon/update/configureupdate.hzn provider --url https://vapp-updates.vmware.com/vai-catalog/valm/vmw/5C08B358-F782-11E1-8F08-78776188709B/newVersion
    ここで、 newVersion はアップグレード後のバージョンです。
    • バージョン 21.08.0.1 にアップグレードするには、以下を使用します。
      /usr/local/horizon/update/configureupdate.hzn provider --url https://vapp-updates.vmware.com/vai-catalog/valm/vmw/5C08B358-F782-11E1-8F08-78776188709B/21.08.0.1 

    アップグレード中に発生したメッセージは、update.log ファイル(/opt/vmware/var/log/update.log)に保存されます。

  4. 仮想アプライアンスを再起動します。reboot と入力します。
  5. アップグレードしたアプライアンスのバージョンを確認します。vamicli version --appliance と入力します。
  6. Workspace ONE Access 展開内のすべてのノードをアップグレードしたら、診断ダッシュボードを使用してシステム情報の健全性を監視します。
    1. Workspace ONE Access コンソールにログインします。
    2. [監視] > [リソース] の順に選択して、診断ダッシュボードを開きます。
    3. 展開が複数の Workspace ONE Access アプライアンスで構成されている場合は、監視するアプライアンスを選択します。
    4. 各種サービスのステータスを確認します。
      たとえば、OpenSearch サービスの健全性を確認するには、 [統合コンポーネント] セクションを確認し、OpenSearch アイテムの値が期待どおりであることを確認します。具体的には、 [OpenSearch - 健全性] の値が [緑] で、クラスタ ノードに関する情報が正確であることなどです。

結果

アップグレードは完了です。