Workspace ONE Access サービスは、必要に応じて、使用可能な最新のバージョンではなく特定のバージョンにオンラインでアップグレードできます。
手順
- Workspace ONE Access 仮想アプライアンスに root ユーザーとしてログインします。
- 次の updatemgr.hznコマンドを実行します。
/usr/local/horizon/update/updatemgr.hzn updateinstaller
- 次のコマンドを実行して、アプライアンスを特定のバージョンに更新します。
/usr/local/horizon/update/configureupdate.hzn provider --url https://vapp-updates.vmware.com/vai-catalog/valm/vmw/5C08B358-F782-11E1-8F08-78776188709B/newVersion
ここで、
newVersion はアップグレード後のバージョンです。
アップグレード中に発生したメッセージは、update.log ファイル(/opt/vmware/var/log/update.log)に保存されます。
- 仮想アプライアンスを再起動します。reboot と入力します。
- アップグレードしたアプライアンスのバージョンを確認します。vamicli version --appliance と入力します。
- Workspace ONE Access 展開内のすべてのノードをアップグレードしたら、診断ダッシュボードを使用してシステム情報の健全性を監視します。
- Workspace ONE Access コンソールにログインします。
- の順に選択して、診断ダッシュボードを開きます。
- 展開が複数の Workspace ONE Access アプライアンスで構成されている場合は、監視するアプライアンスを選択します。
- 各種サービスのステータスを確認します。
たとえば、OpenSearch サービスの健全性を確認するには、
[統合コンポーネント] セクションを確認し、OpenSearch アイテムの値が期待どおりであることを確認します。具体的には、
[OpenSearch - 健全性] の値が
[緑] で、クラスタ ノードに関する情報が正確であることなどです。