Linux ベースのコネクタと組み込みコネクタに関する特定の状況では、VMware Identity Manager 3.3.1 または 3.3.2 から直接 3.3.4 にアップグレードするときに、コネクタを外部 Windows コネクタに移行するオプションがあります。

VMware Identity Manager 3.3.4 は、組み込みコネクタで次の機能の使用をサポートするという点で 3.3.3 とは異なります。
  • 統合 Windows 認証 (IWA) 経由の Active Directory
  • Kerberos 認証アダプタ

3.3.1 または 3.3.2 から 3.3.3 にアップグレードした場合は、既存の IWA ディレクトリを組み込みコネクタから外部 Windows コネクタに移行する必要がありました。また、情報を既存の外部 Linux コネクタから外部 Windows コネクタに移行する必要がありました。現在 3.3.3 から 3.3.4 にアップグレードする場合、コネクタ情報の外部 Windows コネクタへの移行は適用されません。

ただし、3.3.1 または 3.3.2 から直接 3.3.4 にアップグレードする場合は、既存の IWA ディレクトリを組み込みコネクタから外部 Windows コネクタに移行するか、情報を既存の外部 Linux コネクタから外部 Windows コネクタに移行するオプションを選択できます。
注: 3.3.3 以降は、VMware Identity Manager に新しいバージョンの外部 Linux コネクタが含まれなくなりました。以前のバージョンの Linux ベースのコネクタを引き続き使用できますが、それらのバージョンには最新の機能がありません。

組み込みコネクタまたは外部 Linux コネクタを移行するには、新しい外部 Windows コネクタをインストールする Windows サーバが必要です。

VMware Identity Manager サービスを 3.3.4 にアップグレードした後に、コネクタの移行を実行します。