マルチテナント機能には、設定が必要です。マルチテナントを有効にするためにオプトインできます。

前提条件

  • VMware Identity Manager グローバル環境バージョンは、3.3.2 以降である必要があります。
  • vRealize Suite Lifecycle Manager のすべての環境についてインベントリが同期されており、すべての環境および製品が最新の状態であることを確認します。これは、VMware Identity Manager の再登録に必要なすべての VMware Identity Manager 製品統合を検出するためです。
  • VMware Identity Manager グローバル環境証明書が vRealize Suite Lifecycle Manager Locker サービスで管理されているかどうかを確認します。
  • VMware Identity Manager のスナップショットを必ず作成します。これは推奨されています。マルチテナントを有効にすると、VMware Identity Manager が変換され、テナント FQDN を介してアクセス可能になり、既存の VMware Identity Manager URL にアクセスできなくなるためです。
  • クラスタ化された VMware Identity Manager については、クラスタ健全性をトリガして、VMware Identity Manager クラスタ健全性ステータスが緑色になっていることを確認します。詳細については、vRealize Suite Lifecycle Manager のその他の製品でのインストール後の作業を参照してください。
  • VMware Identity Manager の証明書がプライマリ テナント エイリアスの FQDN で更新されていることを確認します。また、プライマリ テナント エイリアスの FQDN をマッピングする A タイプの DNS レコードが追加されていることも確認します。必須の証明書と DNS の要件の詳細については、マルチテナント モデルを参照してください。

手順

  1. [ID およびテナントの管理] をクリックして、[テナント管理] に移動します。
  2. オプトイン メッセージを読み、[テナントの有効化] をクリックします。
  3. プライマリ テナントのエイリアス名を入力します。
    そのようなホスト名または FQDN が存在していないことを確認します。マルチテナントを有効にすると、この FQDN がプライマリ テナントに割り当てられます。
    現在グローバル環境の VMware Identity Manager と統合されているすべての製品がすでにリストされ、「製品の再登録」テーブルの新しいプライナリ テナントのエイリアス FQDN に対して再登録に選択されていることを確認します。製品の参照の詳細については、 製品リファレンスを参照してください。
  4. エントリを確認した後、[送信] をクリックします。
    VMware Identity Manager でマルチテナントを有効にすると、そのテナント FQDN を介してのみアクセス可能になります。現時点でプライマリ テナントが唯一使用可能なテナントであるため、プライマリ テナントのエイリアス FQDN は、 VMware Identity Manager にアクセスできる唯一のエンドポイントです。 vRealize Suite Lifecycle Manager のマルチテナント有効化申請が完了したら、 [テナント管理] タブでテナントを作成します。